クルマと模型バカによる終わりなき妄言の全記録


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トミーテック・LV-N144a 日産アトラス(F24)花見台自動車セフテーローダ

3月のトミカリミテッドヴィンテージネオ新車はファン待望の積載車だ。


車両積載車はクルマ屋などでお馴染みの、クルマを運ぶためのクルマである。トミカではスケールの関係で「トミカを載せられるトミカ」は不可能であったが、大きさではなくスケールが統一されているトミカリミテッドでは「TLVが乗せられるTLV」がつくれるというわけだ。既にTLVが乗せられるTLVは日野HEカートランスポーターで既に製品化されているが、トレーラ式のカーキャリアと、2t車ベースの積載車ではまた違った楽しみ方が出来る。


今回再現されている積載車は、株式会社花見台自動車のセフテーローダである。花見台自動車は自動車積載車メーカーのパイオニア的存在であり、昭和47年に初代セフテーローダが開発されている。現在のラインナップは、普通自動車1台を載せられる積載車はもちろん、2台積み、重機回送車、果ては産廃トレーラまで生産している。

公式サイトを確認すると、このモデルは新型の「セフテーローダⅡ」を再現していると思われ、2007年に導入された中型免許にも対応すべく車両総重量を5t以下に制限、荷台長を5m未満にすることで、普通自動車免許しか持たない人でも運転できるよう配慮されたモデルだ。



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それでは細部を見ていこう。シャシーは日産アトラスF24タイプで、前述のとおり荷台は花見台自動車のセフテーローダⅡだ。荷台はダイキャスト製ではあるが独特の縞板パターンも再現されており、塗り分けもしっかりとなされているので野暮ったさはなくシャープな印象だ。後部アオリは可動が再現されているので少し玩具チックだが、言われなければ気になるレベルではない。キャブのバックミラーはもともと再現されていないので注意。(Amazonレビューを見ていると、バックミラーが再現されていないと鬼の首をとったようにミラーミラーと連呼し、納得しない方々が多数いるようだが、個人的にはそんなに気にならない)



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最大の見所は荷台の昇降だ。この部分の再現に相当のコダワリを詰め込んだのだろうと思う仕上がりだ。荷台を下げるとテールライト部分中央に位置する三角のパーツの役割がよくわかる。これがないと荷台下降時に荷台がゆがんでしまうおそれがある。



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細部のステッカーというか様々な表記もタンポ印刷で再現され、雰囲気が良い。可動させる部分は稼働できるようにし、それでいてこの佇まいを再現したトミーテックには感服させられた。この積載車に様々なTLVを載せて旧車専門店を再現するもよし、サンデーレーサーの休日を再現するのもよし、何でもないクルマを載せて近所のクルマ屋を再現するなど、楽しみ方はいろいろだ。


ちなみにこのモデル、発売前からものすごい人気で、A通販サイトでは発売前に公式の予約商品が完売、購入できるのは17000円以上のプレミアム価格がついたものだけというすさまじいものであった。

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# by gramman | 2017-03-11 15:07 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

トミーテック・LV-N142a 日産シビリアン 警視庁機動救助隊

2017年2月のTLV新車は、2011年にラインナップに初登場した初代シビリアンのさらにバージョン違い、警視庁機動救助隊仕様だ。


警視庁機動救助隊はあまり世間にはなじみのない組織であるが、緑色の車体に白色の帯、黒豹のマークと言えば、多少緊急車両に造詣のある方なら見たことのある方も多いのではないだろうか。1972年に警視庁警備部内に設置された部隊で、110番で駆けつける救助隊なので通称「レスキュー110」と呼ばれる。

消防でもおなじみの救助工作車を始め大型レッカー車、ウニモグを改造した工作車、人員輸送用のマイクロバスなどの装備を有する部隊である。とは言っても日常的に救助作業に従事するのではなく(東京都内の日常的な救助活動は東京消防庁の任務なので)、大規模災害時の応援、または事件性が疑われる事故などに駆り出されることが多い。そのため搭載される装備も消防に比べるとかなり限定的であるようだ。


一方、日産・シビリアンというモデルは1971年に登場し、2017年現在も名前が受け継がれている日産唯一のマイクロバスである。先代のマイクロバス、エコーがプロペラシャフトの不具合により事故を多発させてしまい、失墜した信頼を取り戻すべく車名を新たに登場したのがシビリアンであった。エンジンは2000ccガソリンエンジンであるH20型と、ディーゼルエンジンの3000ccED30型が選べた。ちなみに「シビリアン」とは「文民」という意味であるが、警察をはじめ自衛隊にも数多くの導入実績があり、どのような経緯でこのような車名になったのかは不明だ。余談だがニュース等で自衛隊用語の「シビリアン・コントロール」を聞き、すぐさまこのマイクロバスを思い浮かべた人は私だけではないと確信している。



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この機動救助隊仕様のシビリアンは70年代に実在した車両をトミーテックが独自に資料リサーチして製品化したもので、決して妄想の産物ではない。外観上の特徴はルーフ上の資機材積載スペースだろう。当初選挙カーのように上に立って指揮するものかと思ったが、ハシゴが再現されていないのでどうやって乗り込むかを考えた結果、ここには物を載せて運ぶのだと結論付けた。リアにはサーチライトも追加されている。

この人員輸送車は救助工作車と共に行動することを想定されており、このクルマ自体に資機材を詰め込んで出動するわけではない。人員輸送車という性格上救助に出動する隊員を運送することが任務で、幼稚園バスなどと違い座席が独立しておらず、運転席と助手席以外はロングシート化されている。また車内助手席側には両扉のボックスのようなものが設置されており、多少の資機材などを入れておくものと推測される。



模型的にも面白い構成となっており、実車と見紛うほどのフロントマスクの再現率の高さもあり、シビリアン好きはもちろん、警察好きにもお勧めしたい1台だ。もし、バックミラーがないとお嘆きの方がいれば、バックミラーはユーザ取付パーツとして付属するので心配は無用だ。

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# by gramman | 2017-02-18 16:32 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

タカラトミー・No.61 日産 フェアレディZ NISMO パトロールカー

ロングタイプトミカに続いて、これも熱いラインナップが加わった。今年の春に登場して話題となったフェアレディZnismoのパトカー仕様だ。



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フェアレディZ nismoのパトカーは今年の4月に警視庁が導入したパトカーで、通常グレードのZではなくnismoを採用したことが一般のみならずクルマ好きにも話題になった。V型6気筒3700ccエンジンにnismoチューンを施し、最高出力355PSを発揮する日産自慢のスポーツカーだ。

配備後に多数目撃されており、実際の取り締まりにも活用されている。クルマの性格上交通機動隊などに配備されていると思われ、配備の発表時には足立、品川、八王子ナンバーの3台が確認されている。



既にフェアレディZ nismoのトミカはラインナップにあるが、このパトカーはフロントバンパーにLED警光灯が装備され、これがモールドで再現されているところを見るとやはり専用の金型を使っているようだ。ブーメラン警光灯は昔からよくあるタイプだ。

パトカーなのにどこから見てもカッコいいスタイルは、さすがトミカと言ったところだ。

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# by gramman | 2016-12-07 19:39 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

タカラトミー・No.137 いすゞ ギガ 拠点機能形成車

トミカは120番まで、と決まっていた常識を覆して展開し始めたのが、120番以降のロングタイプトミカだ。箱は通常のトミカの2倍のサイズで、これまでは新幹線、トレーラーなどいかにも子供受けするラインナップであった。それが突然ラインナップに異変があった。今回の新車は「拠点機能形成車」だ。



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何やら仰々しい名前ではあるが、この拠点機能形成車とは東日本大震災を受けて消防庁が開発した車両で、大規模災害時に救助などを行う消防隊の活動を支援するための多数の装備を搭載している。

車両の全長は約12m、全幅が約2.5m。搭載される装備品は、
・大型エアーテント×4
・発動発電機×4(携帯式)
・冷暖房機×各4(携帯式)
・簡易トイレ×10
・組み立て式シャワー×2
・調理器具×2  ※これは100~200名程度の煮炊きが出来る装備で、陸自の野外炊具のようなもの
・浄水器  ※もちろん水道の蛇口に付けるようなものではない
・各種情報通信機器
であり、大規模災害時に絶対的に不足するが、必ず必要になるものを搭載している。これまで消防組織は東日本のような想像を絶する大規模災害での活動を想定しておらず、東日本大震災では救援活動が長期間にわたり、消防隊の士気が大きく低下することとなってしまっていた。そこで大規模災害時にも消防隊が活動できるよう、自衛隊のような装備を開発したというわけだ。

車体側面に「総務省消防庁」の表記があるが、この装備は消防庁開発のもと全国9つの消防本部に配備されており、実車はこのほかに各々の消防本部の名前も入る。


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ロングトミカの特徴を存分に生かしたスタイリングだ。いささか長すぎる気もするが、実車も本当に長い。

キャブと荷台の色が若干違うのは素材によるもので、キャブ部分はダイキャストで塗装済み、荷台部分は全部無塗装のABS樹脂だ。この色の違いは気になる人には結構気になるかもしれない。


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車体右側面が展張する機能も再現されている。これにより約40㎡の面積が確保でき、指揮所、隊員の休憩所などとして利用することが可能だ。

キャブ前面を見てもらえばわかる通り、前面警光灯もモールドで再現されている。つまりこれ用の金型があるということで、キャブを流用しないあたり、まだまだタカラトミーにも体力があるなと思わせてくれる。発売日直後は量販店で品切れになったほど人気のミニカーで、子供にも大人にも楽しい、絶妙なラインナップににやりとさせられた。

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# by gramman | 2016-12-07 19:20 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

トミーテック・LV-162b スカイライン2000GT(赤)

TLVには久々の登場、C10型スカイライン、通称ハコスカだ。厳密にはトミカにもラインナップはあったが、2ドアのGT-R、KPGC10型であったので4ドアはコンセプト的にはセーフ、というギリギリなラインで展開されている。


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今回再現されているのは1968年10月に追加された2000GTである。C10型のデビューは68年8月で、当初は1500ccモデルだけであった。2000ccモデルは伝統の直列6気筒エンジンを搭載しており、4気筒エンジンを搭載する1500ccモデルに比してフロントが延長されている。先代のS5系では6気筒エンジンを搭載するためにボディをストレッチした感が否めないが、このC10系ではもともと6気筒エンジンを搭載するようにデザインされており、全体的なまとまりが見られるのが素晴らしい。

2000GTに搭載されるエンジンは日産製の直列6気筒SOHCエンジン、L20型である。シングルキャブでありながら105PSを発揮した。足回りも1500ccと差別化がはかられ、フロントストラット、リアセミトレーリングアームの4輪独立懸架を採用した。



このモデルはTLVの割に低い車高が魅力的だ。赤色のボディカラーは4ドアでは最初期型でしか選ぶことが出来ない貴重なカラーリングであった。

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# by gramman | 2016-11-20 16:38 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

タカラトミー・トミカプレミアムNo.20 日産 スカイライン HT 2000 ターボ RS

タカラトミーが近年始めた新しいシリーズがトミカプレミアムである。定番のスカイラインGT-RからVWタイプ2、90式戦車からJAXAはやぶさまでトミカ以上の幅広い意外性あふれるラインナップが楽しい。

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今回はまたまた定番のスカイライン2000ターボRSだ。2000ターボRSは6代目スカイラインであるR30系に1983年2月に追加されたグレードだ。従来のR30系に搭載されていた直列4気筒DOHCエンジン、FJ20Eにターボチャージャーを合わせ、FJ20ET型エンジンとしてボンネットフードの下に収まっている。最高出力は190PS/6400rpmと歴代スカイラインの中で最大の出力を発揮したため、デビュー当時は「史上最強のスカイライン」と称された。


モデルを見ていくと、マイナーチェンジ前のいわゆる「鉄仮面」顔ではないことが分かる。実は83年3月にマイナーチェンジを実施しており、前期型のターボRSはわずか1か月の販売にとどまるという希少車でもある。



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トミカらしく可動箇所もあり、左右ドアが開閉し、サスペンションが動く。ちなみにタイヤはゴムではなく樹脂製だ。

フロントスポイラーは純正ではなく、リアスポイラーなども当時のオプション満載である。このフロントスポイラーは西部警察のマシンRSを彷彿とさせるが、これが今後西部警察の展開を考えているものなのかは定かでない。

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# by gramman | 2016-11-20 16:21 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

海上防災フェスタ(新潟)~海上からの防災に備えて~

2016年9月24日、25日にかけて新潟東港で海上防災フェスタが行われた。このイベントの目玉は海上自衛隊護衛艦「ひゅうが」の寄港だ。その他に海自多用途支援艦「ひうち」、陸上自衛隊新発田駐屯地より各種車両、新発田地域広域消防より消防車と救急車の展示がなされた。この機を逃しては「ひゅうが」はなかなか見ることが出来ないと思い、24日に強行軍で新潟東港へ向かった。



●護衛艦「ひゅうが」

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護衛艦「ひゅうが」は2009年に就役したヘリコプター搭載護衛艦である。艦番号は「181」。2016年現在第3護衛隊群第3護衛隊所属で、定係港は舞鶴である。全長は197m、基準排水量は13500tと、就役時は海自史上最大級の護衛艦であった。

海自初の全通甲板を持つ護衛艦で、ひゅうが型護衛艦の1番艦となる。同型艦は「いせ」。命名の由来は旧海軍の航空戦艦「日向」「伊勢」から来ている。



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固定兵装はMk.15高性能20mm機関砲(CIWS)が2基、Mk.41VLSが16セル、3連装短魚雷発射管が2基、12.7mm重機関銃M2が7挺である。護衛艦の兵装としてはいささか貧弱であるかのような印象を受けるが、そもそも海自の戦闘における護衛艦運用は艦隊で行動することを常としており、兵装はそれぞれの艦に対空、対潜、対水上目標と得意分野を割り振り、その他の装備については自らを防御できる必要最小限度の能力が備わっていれば十分という発想のもとで成り立っている。

自らの身を守る装備、すなわち個艦防衛機能としてVLSからは対空ミサイルシースパロー、対潜ミサイル新アスロックが発射可能となっており、高速魚雷艇などに対してはCIWS、または12.7mm重機関銃M2で対処することとなっている。敵戦艦、巡洋艦等の対水上目標に対する固定兵装は3連装短魚雷発射機のみであるが、搭載するSH-60K対潜ヘリからはヘルファイアⅡ対艦ミサイルの発射も可能である。



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個艦防衛機能の違うアプローチとして搭載されるのがMk.137デコイ発射機である。デコイとは要するにおとりのことで、対艦ミサイルなどに対して使われ、自艦を防御する。



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艦橋付近に集中した各種レーダーと電子機器。「ひゅうが」で最も重要なレーダーがFCS-3多目的レーダーで、白いはんぺんのようなものがそれである。大きいものがCバンドで主に目標の捜索に使用され、小さいものはXバンドで目標の射撃指揮に使用される。

その他マストには対水上レーダー、電波探知妨害装置(通称ECMとESM)、敵味方識別装置(IFF)、衛星通信アンテナなどが装備される。艦橋左舷側に飛び出している棒のようなものは、長距離通信用のアンテナである。



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とにかく広い飛行甲板。主立って見えるのは艦橋だけで、当たり前だが航空機の運用の邪魔にならないよう実にさっぱりとしている。甲板に設けられた○に十字のものはヘリなどを固縛するためのスポットだ。

飛行甲板にはヘリコプターの発着艦スポットが4機分設けられており、最大で3機が同時に発着艦できる。



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飛行甲板下に設けられた格納庫スペース。さながら輸送艦のようでもあるがあくまでこれは艦載ヘリを収容する格納庫である。そのため舷側に車両を搭載できるようなランプは設けられておらず、陸自車両等の輸送には使えない。格納庫にはSH-60系ヘリであれば8機以上が収容可能となっている。



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航空機を昇降させるエレベーター。艦前部と後部に設けられており、特に後部エレベーターは全長20m×全幅13mと大型で、H-60系ヘリであればローターを展開させた状態での昇降が可能となっている。



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飛行甲板に展示されていたSH-60K哨戒ヘリコプター。2005年に運用を開始した哨戒ヘリで、数の上では海自主力ヘリである。以前より運用されていたSH-60Jを改良したもので、特に対潜・対水上能力、人員輸送能力、警戒監視能力を高めることを目的に開発された。搭載できる兵装はSH-60JではMk.46短魚雷のみしか運用できなかったが、SH-60Kでは97式短魚雷、12式短魚雷、対潜爆弾、ヘルファイアⅡ対艦ミサイルと、74式車載7.62mm機関銃がドアガンとして運用でき、敵艦船、潜水艦にとっては大きな脅威となった。



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飛行甲板に置かれた艦載救難作業車P-25J。艦自体の火災はもとより、ヘリコプターの火災にも対処できるよう、水タンク、泡消火薬剤(AFFF)タンク、消火器を搭載している。小型ながら自重が8.55tあり、ヘリコプター火災では最終的には燃えているヘリを海に落とす役割をも担うようだ。



●多目的支援艦「ひうち」
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多用途支援艦「ひうち」は、自走不能になった僚艦の曳航、射撃訓練での標的艦曳航、消火活動、救難活動など多目的に使用できるよう開発された艦である。他国の海軍における航洋曳船に相当する。艦番号は4301で、所属は舞鶴地方隊である。

艦全体を見渡してみると後部甲板が一段低くなっており、ここが作業スペースとなっている。射撃訓練の支援の際にはここに自走式または曳航式の水上標的を搭載する。排水量に対して機関出力が5000PSとかなり強力になっており、タグボートとしての使い方も想定されている。いろいろと見学したいところではあったが、残念ながら24日は艦内の一般公開はされていなかった。



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「ひうち」に搭載されている自走式水上標的「バラクーダ」。「バラクーダ」は射撃訓練の標的で、ベースとなっているのはカナダ製のボートである。射撃の標的ではあるが、訓練のつど砲弾を直撃させていたのでは頻繁に訓練が出来ないので、実務ではバラクーダの50mほど後方に着弾させるようである。艇後方の高い構造部にはカメラ等の評定装置が取り付けられており、射撃の分析が可能。ちなみに有人での操作も可能ではあるが、無人で遠隔操縦が可能で、射撃訓練時はもちろん遠隔操縦で実施する。

「ひうち」の隣で航走パフォーマンスを見せてくれていた。最高速度は36kt(約65km/h)以上にもなり、また優れた旋回性能も有しており、不審船等の高速艦艇への対処訓練も可能である。当日も鋭い加減速と旋回を繰り返していた。



●災害派遣装備
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岸壁に並べられた陸自の装備。新発田駐屯地の第30普通科連隊の装備だ。



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初めて中に入った野外入浴セット2型。天幕を3つつなげており、1つ目で受付などを行い、2つ目の天幕が脱衣場、3つ目の天幕が浴場となっている。



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浴場とは別の天幕に設置されたシャワー場。野外入浴セット2型の備品かとも思ったが、天幕に横付けされた1 1/2tトラックのナンバーが「81-〇〇〇〇」と化学器材のものであったので、原子力災害、または生物化学兵器の除染などを想定して展示されていたようだ。



●番外編
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航空自衛隊新潟分屯基地の新潟救難隊所属の日産・エクストレイル。正式名称は不明だが、装備品特有のナンバープレートを掲げているので、制式装備である。航空機の救難活動に際して緊急走行が出来るよう赤灯が装備されている。


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海上自衛隊舞鶴地方隊総監部防衛部所属の業務車。外観はスバル・フォレスターとまったく同じで、塗色も市販の黒色と同じだ。


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なぜか止まっていた陸上自衛隊中部方面総監部付隊所属の業務車1号。詳細は不明。

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# by gramman | 2016-10-10 13:43 | ミリタリー | Trackback | Comments(0)

アオシマ・トヨタハイラックス (小型ポンプ積載車)

アオシマのハイラックスをベースに消防車を製作。構想実に3年、製作に9か月要した大作だが、要するに途中で制作を中断していただけだ。



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そもそも1/24スケールで消防団の消防車を作りたいとの構想からベースモデルを探してみた。しかし4枚ドアの1/24スケールの国産トラックとなると、普通に手に入るものではハイラックスしかなかった。やむなくハイラックスをベースに消防車を作ることとした。


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しかしやってみるとこれがなかなか厄介で、まずハイラックスの消防車の画像はネット上には少ない。見つかるのはフロント部分を写したものばかりで、今回はリア周りを全く新規で作る必要があったので荷台部分を見たかったのだが、このボンネット型の消防車は新型のものが無く、架装メーカーのホームページにあるのはキャブオーバー型のポンプ積載車のものばかり・・・。やむなく自分の分団のトヨエースの消防車をこっそり撮影して参考にした。したがって荷台部分は実在のハイラックスとは全然異なり、創作と言って良いクオリティだ。


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当初は消防装備品もすべて自作するつもりでいたが、途中で断念し、アオシマのスバルサンバー消防車からパーツを頂戴することにした。サンバー消防車を1台まるまる犠牲にしてパーツを流用。吸管、小型ポンプ、筒先、とび口、スコップなどは自作、流用加工するとなると非常に労力を要したと思われるので、この選択は正しかったようだ。背負子はホースが付属していなかったので紙にキンパイホースのパターンを印刷して取り付けた。

しかしサンバー消防車はパーツの説明が一切ないので、消防関係者でないと何がなんだか分からずに製作することになりそうで可哀想だ。


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消防団の車両に必須なのぼりと、「演習」の旗はパソコンで自作。これはこれで楽しかった。ちなみにこの分団、消防部は現実には存在しない。


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赤灯はサンバー消防車のものが使えなかったので、アオシマのカローラパトカーから拝借。ついでにスピーカーも拝借した。ステーはジャンクパーツを組み合わせた。あるもので作ったがそれなりに見える。

消防車両には必ず装着されている黄色のアンドンはサンバーからパーツを頂き、どこにも存在しない「上越市」のデカールは自作した。


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ナンバープレートはやはり社外パーツを使用、ボンネットとサイドのデカールは自作した。今回初めてプリンターを使用して作れるデカールを使ったが、普通のデカールとは使い勝手が全く異なる。それでも自分の作りたいデカールを作れるというメリットは大きい。



終わってみればそれなりに不満はあるものの、やりたいことはやれたのでそれなりに満足した。幌を貼りたかったが、気力がなくなったので次回の課題に。

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# by gramman | 2016-10-04 17:18 | 模型 | Trackback | Comments(0)

トミーテック・LV-159a 日産プレジデント パトロールカー(警視庁)

プレジデント3連発の最後は世にも珍しいパトカー仕様だ。

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自分もこのモデルを見るまで存在を知らなかったプレジデントパトカー。ミニカーならではの空想ではなく実在した。

このミニカーのモデルとなっているのが警視庁の高速パトカー仕様で、導入時期は分からなかったが、主に中央自動車道にて取締りにあたっていたようだ。当時の交通事情を鑑みるに依然自家用車は少なく、また自動車の性能としても国産スポーツカーはまだまだ黎明期であったため、V8エンジン搭載の最高速度185km/hを誇るプレジデントパトカーに対抗しうる自動車はなかったと思われる。

この警視庁仕様は改造箇所が多く、まず目に付くのはルーフ上に設置された点滅式の赤灯である。回転灯を採用しなかったのは様々な理由が考えられ、構造的な問題が真っ先に思い浮かぶ。しかし同時期の神奈川県警のプレジデントパトカーは1灯の赤色回転灯を装備しており、取付が出来なかった、という言い分は間違いであることが分かる。

点滅式の赤灯の採用は今では視認性から言って考えられないが、高速道路しか走行しないことを考えれば、空気抵抗が大きな理由になってくるのだろう。確かに街中と違い後方、側方からの視認性は考慮しなくて良いということになれば、なるべく空気抵抗になるようなデカい回転灯はつけたくなったというのも分かる。実際、後年になって存在が確認された神奈川県警の30Zの2by2覆面パトカーも、前方に向けた点滅式の赤灯がボンネット基部のパネルからせり出すだけであったし、取締りの安全確保にも問題はなかったのだろう。

次に大きな特徴がフロントバンパーで、これまた点滅式の赤灯とフォグランプ、ホーンが一体になったステーと、市販車にはないオーバーライダーが見て取れる。見れば見るほど模型的な要素が面白いクルマだ。

この「品川 た 19-28」のプレジデントパトカーは絵本の表紙にも採用されるほどの人気者で、トミーテックの開発者はこのパトカー仕様ありきで初代プレジデントをモデル化したのでは・・・と勘繰ってしまう。確かに幼いころに見た絵本の話は「高速有鉛」誌上でもよく目にすることが出来る・・・。

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# by gramman | 2016-09-26 00:25 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

トミーテック・LV-160a 日産プレジデント ハイヤー仕様(日本交通)

前回紹介のプレジデントに続き、そのプレジデントをベースにしたハイヤー仕様がTLVに登場。



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今回ハイヤー事業者としてえらばれた日本交通は言わずと知れたタクシー業界の最大手で、約4000台のタクシーを有する。創業は1945年であるが、ルーツは創業者、川鍋秋蔵が前身の川鍋自動車商会を1928年に設立したことまでさかのぼる。略称は「日交」。

タクシーとともに大きな事業となっているのがハイヤーで、特に都内のハイヤー事業は民間の利用よりも国、大企業の利用が多いため、日本交通は自社タクシーをハイヤーとして運用するのではなく、ハイヤー専用に国産最高級乗用車を保有している。これは過去も現在も変わっておらず、プレジデントも日本交通が所有していた。本モデルのナンバープレートは実際に日本交通が保有していた個体の番号である。

ハイヤーのカラーリングは伝統的に黒一色であるが、1950年代から60年代のカークーラーのない時代はルーフのみ白いいわゆる「日交カラー」が採用されていた。これは後年カークーラーの装備とともに黒一色の塗色へ統一されていった。これは現代のハイヤーも変わらない。

このモデルも別パーツでフェンダーミラーが用意されるが、今回は取り付けていない。

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# by gramman | 2016-09-25 23:57 | ミニカー | Trackback | Comments(0)