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トミーテック・TLV-N174b アンフィニRX-7 タイプR(黄)

TLV最新作はどメジャー車&高年式車、FD3S型RX-7の登場だ。



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今回のFD3S型は、車名としては「アンフィニ・RX-7」となる。初登場は1991年10月、7年間にわたってラインナップされたFC3SサバンナRX-7の後継車として華々しくデビューした。エンジンはもちろんロータリーエンジンとなる13Bを採用、最上級グレードはツインターボを搭載し、最高出力255PSを発揮、パワーウェイトレシオは5kg/PSを切っており、純然たるピュアスポーツとして誕生した。幾度かのマイナーチェンジを経て後期型の最初期型、5型ではついに最高出力が280PSを突破、ユーノスコスモの生産終了に伴い、国内唯一無二のロータリーエンジン搭載車としてさらに昇華していくこととなる。

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日本一有名な「黄色のFD」と言えばマンガ「頭文字D」に登場するFD3Sに違いないが、実はこの黄色は最初期型にあたるⅠ型にのみラインナップされた純正ボディカラーであったことに驚かされた。この黄色いボディをリアから見ていると、思わずリアフェンダーに「赤城Red Suns」のステッカーを貼りたくなる。それにしても頭文字Dの連載開始が1995年であることを考えると、4年落ちのRX-7を20歳そこそこの若者が乗りこなしていたというのは、「親が開業医」の設定があったとしても、現実に当てはめてみるとやはり無理があるような気がする。

翻って今回のモデルを観察。模型化に恵まれたFDであるが、やはり最新作に恥じない仕上がりで繊細なボディラインがきっちりと再現されており、スタイリングは実車そのものと言える。モデルになっているのは最初期のⅠ型で控えめな外観が再現され、足回りはもちろん純正ホイールだ。リアテールランプは実車ではスモークであり中に色レンズが仕込まれているが、今回は真っ黒に塗られている。

画像ではドアミラーが再現されていないが、実はユーザー取付パーツで付属する仕様となっており、黄色のランナーについたドアミラーを切り取り、接着剤で取り付けるという、かなり高度な技を要求される。今までのTLVでは見られなかった仕様で、これが主流になってくるとモデラーではないコレクター層は苦労するだろう、と余計な心配をしてしまった。

by gramman | 2018-09-14 21:33 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

クルマと模型バカによる終わりなき妄言の全記録


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