タミヤ・ホンダNR
2012年 01月 03日
皆様明けましておめでとうございます。2011年はあまり良いニュースに恵まれない1年でしたが、2012年こそは良い年になってもらいたいものです。
さて、新年一発目のネタは、今でもバイク好きの間で語り草となっている、空前絶後にして唯一無二のホンダNRです。カウルの全てをカーボンで作ってしまったり、マフラーセンター出しなどの特徴は数あれど、なんと言っても本車の特徴といえば「楕円ピストン」。1気筒で2気筒分のパワーを得ようと、2気筒を1つにしてしまおうというその奇想天外な発想と、それを実現させてしまうホンダの高い技術力が結集して出来上がった珠玉の名機RC40E型で、このエンジンがあってこそNRがNRとして存在出来るといえましょう。しかしこれだけ高度なメカニズムを備えながら、最高出力は現代のSSと比較すると少し控えめな77PS、足回りはフロントがテレスコピック、リアはプロアームと至って一般的な構造であったため、乗り味は極めてフレンドリーであったということです。当時のホンダの技術の粋を集めた本車の新車当時の価格は、二輪としては驚異的な520万円。これを高いと思うか安いと思うかは、オーナー次第です。
そんなNRをタミヤがキット化。実車登場に合わせての登場だったので初登場から20年ほどが経ち、さすがに金型もお疲れのようで、タミヤらしからずバリが散見されました。前回制作したハヤブサはそれよりかなり後の年代のタミヤ製品であったゆえに、それと比較してしまったためなおさらアラが目立ちました。
キットは素組。ナンバープレートを0.3mm厚のプラ板に置き換えた以外はそのままです。カラーリングはグンゼの79番シャインレッドのスプレー缶をそのまま塗布。説明書では蛍光レッドと書いてありましたが、実車は蛍光カラーとは言い難いもののようです。付属のタイヤは左右のゴムを勘合させた際のバリが目立ったので紙ヤスリにてバリを除去。その程度手を入れてやればここまで仕上がります。完成後も非常に目立つマフラーカッターは本来はメッキですので、ハセガワのミラーフィニッシュ等使ってやればさらに良い質感になったかもしれませんね。他のバイクモデルとスタイルを合わせるために付属のレーシングスタンドは使わず、サイドスタンドを装着。非装着状態では2枚のカーボンパネルがアンダーカウルとツライチになるよう設計されています。
キットはアッパーカウルとサイドカウルは透明部品にて再現されており、そのまま組めば完成後も特徴的なV型4気筒エンジンを拝むことができます。このキットにはメッキされた部品が1つもないので、あらゆる金属部分はすべて塗装にて再現しなければなりません。それが少し不満点でありました。
このNRのキット、良く行く近所の某電機では売っていないので少し遠征した別の某電機で入手したといういわくつきのキット。手に入れてから半年ほどたってしまいましたがようやく完成と相成りました。
さて、新年一発目のネタは、今でもバイク好きの間で語り草となっている、空前絶後にして唯一無二のホンダNRです。カウルの全てをカーボンで作ってしまったり、マフラーセンター出しなどの特徴は数あれど、なんと言っても本車の特徴といえば「楕円ピストン」。1気筒で2気筒分のパワーを得ようと、2気筒を1つにしてしまおうというその奇想天外な発想と、それを実現させてしまうホンダの高い技術力が結集して出来上がった珠玉の名機RC40E型で、このエンジンがあってこそNRがNRとして存在出来るといえましょう。しかしこれだけ高度なメカニズムを備えながら、最高出力は現代のSSと比較すると少し控えめな77PS、足回りはフロントがテレスコピック、リアはプロアームと至って一般的な構造であったため、乗り味は極めてフレンドリーであったということです。当時のホンダの技術の粋を集めた本車の新車当時の価格は、二輪としては驚異的な520万円。これを高いと思うか安いと思うかは、オーナー次第です。
そんなNRをタミヤがキット化。実車登場に合わせての登場だったので初登場から20年ほどが経ち、さすがに金型もお疲れのようで、タミヤらしからずバリが散見されました。前回制作したハヤブサはそれよりかなり後の年代のタミヤ製品であったゆえに、それと比較してしまったためなおさらアラが目立ちました。
キットは素組。ナンバープレートを0.3mm厚のプラ板に置き換えた以外はそのままです。カラーリングはグンゼの79番シャインレッドのスプレー缶をそのまま塗布。説明書では蛍光レッドと書いてありましたが、実車は蛍光カラーとは言い難いもののようです。付属のタイヤは左右のゴムを勘合させた際のバリが目立ったので紙ヤスリにてバリを除去。その程度手を入れてやればここまで仕上がります。完成後も非常に目立つマフラーカッターは本来はメッキですので、ハセガワのミラーフィニッシュ等使ってやればさらに良い質感になったかもしれませんね。他のバイクモデルとスタイルを合わせるために付属のレーシングスタンドは使わず、サイドスタンドを装着。非装着状態では2枚のカーボンパネルがアンダーカウルとツライチになるよう設計されています。
キットはアッパーカウルとサイドカウルは透明部品にて再現されており、そのまま組めば完成後も特徴的なV型4気筒エンジンを拝むことができます。このキットにはメッキされた部品が1つもないので、あらゆる金属部分はすべて塗装にて再現しなければなりません。それが少し不満点でありました。
このNRのキット、良く行く近所の某電機では売っていないので少し遠征した別の某電機で入手したといういわくつきのキット。手に入れてから半年ほどたってしまいましたがようやく完成と相成りました。
by gramman
| 2012-01-03 17:52
| 模型
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