トミーテック・LV-157b スズキ フロンテSS(緑)
2016年 04月 30日
今は亡き車名となってしまったスズキ・フロンテ。その2代目にあたるLC10型が久々にTLVに登場。2010年4月にLV-88番として登場して以来6年ぶりだ。
スズキ・フロンテは1962年3月に初代が「スズライト・フロンテTLA型」としてデビューしている。車名の由来は「フロンティア」であり、名の通り当時としては斬新なFF駆動方式を採用した乗用軽自動車であった。
今回のモデルは67年4月デビューの2代目、LC10系である。この代から車名は「スズキ・フロンテ360」となった。全モデルで駆動方式をRRに一新、先代のコラムシフトからフロアシフトに変更されている。足回りはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがセミトレーリングアームである。
車両重量はわずか425kgに抑えられており、356ccの直列3気筒エンジンは「レーシングカー譲りの2ストローク3気筒」と銘打たれていた。このエンジンは理論上4ストロークの直列6気筒に匹敵する優れた回転バランスを持つ。また、同時期のライバルであったホンダ・N360に対抗すべく、31馬力のハイチューンエンジンも設定された。
外観上はコークボトルラインと言われる丸みを帯びたスタイルの採用しており、秀逸なデザインとして今なお多くの愛好家に愛されている。
68年には今回再現されたモデルである、特に高性能グレードである「SS(ストリート・スポーツ)」が追加されている。このSSグレードはレーシングドライバーのスターリング・モスと2輪レーシングライダーの伊藤光男がイタリアの高速道路、「アウトストラーダ・デル・ソーレ」で長時間高速走行テストを行ったことで知られる。最高出力36PSを発揮する本車は、同世代の軽自動車の中でも群を抜いて軽快な走りが人気であった。
69年にはマイナーチェンジを実施し、フロントグリルのデザインが変更となったのが最大のポイントである。本モデルは、その69年式のSSを再現している。LV-88番では無かったホイールキャップが再現される等、細部の違いが再現されている。
ちなみに「SS」のモデル名はこのフロンテを最後にしばらく途絶えることとなり、2003年にアルトラパンで「SS」が復活するまで、スズキから「SS」は36年間不在となった。
スズキ・フロンテは1962年3月に初代が「スズライト・フロンテTLA型」としてデビューしている。車名の由来は「フロンティア」であり、名の通り当時としては斬新なFF駆動方式を採用した乗用軽自動車であった。
今回のモデルは67年4月デビューの2代目、LC10系である。この代から車名は「スズキ・フロンテ360」となった。全モデルで駆動方式をRRに一新、先代のコラムシフトからフロアシフトに変更されている。足回りはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがセミトレーリングアームである。
車両重量はわずか425kgに抑えられており、356ccの直列3気筒エンジンは「レーシングカー譲りの2ストローク3気筒」と銘打たれていた。このエンジンは理論上4ストロークの直列6気筒に匹敵する優れた回転バランスを持つ。また、同時期のライバルであったホンダ・N360に対抗すべく、31馬力のハイチューンエンジンも設定された。
外観上はコークボトルラインと言われる丸みを帯びたスタイルの採用しており、秀逸なデザインとして今なお多くの愛好家に愛されている。
68年には今回再現されたモデルである、特に高性能グレードである「SS(ストリート・スポーツ)」が追加されている。このSSグレードはレーシングドライバーのスターリング・モスと2輪レーシングライダーの伊藤光男がイタリアの高速道路、「アウトストラーダ・デル・ソーレ」で長時間高速走行テストを行ったことで知られる。最高出力36PSを発揮する本車は、同世代の軽自動車の中でも群を抜いて軽快な走りが人気であった。
69年にはマイナーチェンジを実施し、フロントグリルのデザインが変更となったのが最大のポイントである。本モデルは、その69年式のSSを再現している。LV-88番では無かったホイールキャップが再現される等、細部の違いが再現されている。
ちなみに「SS」のモデル名はこのフロンテを最後にしばらく途絶えることとなり、2003年にアルトラパンで「SS」が復活するまで、スズキから「SS」は36年間不在となった。
by gramman
| 2016-04-30 13:41
| ミニカー
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