トミーテック・LV-N173a 日野HH341 重機運搬トレーラ(東急TD302)
2018年 08月 25日
2018年TLVの中でも全長が最大のモデルがいよいよ登場。重機運搬トレーラだ。
今回はトラクタが日野HH、トレーラが東急のTD302となっている。日野HHは既に単体でラインナップに登場しているが東急TD302は初登場となり、TLVとしても低床トレーラは史上初の登場となる。 入れ物は物々しく、ダイキャストが多用されているため破損を防ぐために厳重に梱包されている。メーカーは違うが、往年のダイヤペットのトラックを思い出させてくれる。
まずはトラクタ部分。ベースになった日野HH341は既にLV-N166番でラインナップされているので詳細は省くことにして、今回のモデルでがカラーリングが会社風のものに変更になったほかルーフ上にシートデッキが増設されている。前面には白い板が装着されており、実車であればここに会社名が表記される。あるいはデコトラならばアンドンを取り付けてセンス光る文句が入ることだろう。今回購入を決めたポイントはTLV初の低床トレーラではなく、このシートデッキだというのだから、相変わらず自分の購入意欲をそそるポイントがよくわからない。
トレーラ部は東急車輛(現・東邦車輛)のTD302型。2軸16輪タイプの中型低床トレーラである。後部にきちんと車名と最大積載量の表記が入り、28tの重機まで積載が可能であることが分かる。低床トレーラは他の分野と比べて劇的に性能が変わるということがないため製造された時期を判断するのが難しいが、昭和40年代後半の型番だということが分かった。これはトラクタの日野HHとほぼ同じ年代であり、形状は現代のものとほとんど変わらない。余談だが現行の東邦車輛の同型規模の低床トレーラは最大積載量37tのものがラインナップされており、この辺りが技術の進歩ということになるのだろう。このモデルではトレーラのサスペンションが可動式で、路面の凹凸に追従しているのが画像でお分かり頂けるだろうか。
箱裏面の表記。トレーラのアウトリガは可動式で、脚を任意の高さで止めることが出来る。またみち板パーツが付属し、重機の積載シーンを再現する楽しみ方もできる。トラクタのバックミラーはユーザ取付パーツとなる。
by gramman
| 2018-08-25 09:38
| ミニカー
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