タカラトミー・トミカNo.5 トヨタ ダイナ レッカー車
2018年 08月 30日
久しぶりのトミカ新作レポート。今回は2018年8月の新車、トヨタ・ダイナレッカー車だ。
キャビンベースは商品名の通り現行のダイナがベースである。箱絵を見るとフロントバンパーに緊急ブレーキ感知装置がついているのが確認できる。後方の荷台部分については全く言及されず、おそらくタカラトミーオリジナルの構造だと思われる。
レッカー装置は可動式。車輪を載せて引っ張る台座(ピボットアーム)とレッカーブームが動かせる。荷台上の作業スペースの縞板がわざわざシルバーで塗装されている辺りにこだわりを感じる。ちなみにブームは上下動のみで左右に振ることはできない。
ボディカラーは黄色に白帯という道路維持管理車両を思わせるもので、赤灯も装備されないシンプルな外観である。箱絵にはレッカー移動させる際にタイヤの下に噛ませる車輪(補助車輪、ドーリー)が描かれているがこのモデルにはその部品は同梱されず、荷台のモールドに同化している。
この辺りのしっかりした構造はさすがにトミカと言った風情である。平成初期に持っていたトミカ黄金キャンターのレッカー車は当時としても一昔前のレッカー車で、クレーン部分は可動するものの車輪を載せる台座は別部品で、小さいのですぐに子供が無くしてしまう上、トミカの車輪の収まりが悪くかなり慎重に引っ張らないと外れるという代物であったことを思い出す。それでもかなりロングセラーで、20年近くラインナップにあった記憶があるので名作だったのだろう。確かにキャブはどこからどう見てもキャンターであった。
今回は何のモチーフもないレッカー車であったが、この先必ずJAF仕様が出ることだろう。またはNEXCO仕様、警察仕様など妄想は限りないが、今後の商品展開にも期待しよう。
by gramman
| 2018-08-30 11:36
| ミニカー
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