タカラトミー・トミカギフトセット消防車両コレクション2
2019年 02月 16日
最近入手したトミカギフトセットのご紹介。
商品名は「消防車両コレクション2」。発売日は2016年6月18日とのことなので、まだまだ現役の車両からラインナップされている。なおこのセットの特徴として、全車で青ガラス、赤メッキホイールが採用されているので、定番トミカとは一味違った風情となっている。
夜間の火災、または災害時に活躍する照明電源車。これは32番の国土交通省照明電源車の意匠替えだ。逆に言えば実際の消防装備をトミカにしたわけではないので、全国の消防にこの仕様の照明電源車は存在しない(・・・はずだ。詳細をご存知の方がいればぜひコメントをお願いします)。実際に消防に配備されている照明車は、本来の用途があり照明車としての機能も果たすものが多く、荷台中央に照明設備、両側に救助資機材などを搭載した仕様が多い。
直接消火活動、救助活動にはかかわらない査察広報車。これは27番日産NV350キャラバン消防指揮車がベースとなっているが、2017年にNV200タクシーと入れ替わる形で定番落ちしてしまったので、現在はこのセットでしか入手することが出来ない。当時はまだトミカ消防車両に対する熱が高くなかったので新品を入手することができなかった。
最後は救助の要となるはしご車だ。ベースは108番日野はしご付消防車(モリタ・スーパージャイロラダー)だ。定番での商品名は日野とモリタのダブルネームだが、今回はモリタのみの表記となる。しかしながらフロント部分にしっかりと日野のロゴも入っている。
●照明電源車
トミカ的には、ベース車ゆずりのフレキシブルな照明装置の動きがとても楽しい一品だ。単に車体を赤くするだけでなく、照明部分を薄い水色の樹脂にするスペシャル感も所有欲を刺激する。
●災害対策用救助車Ⅲ型
今回は基本的な仕様は全く同じで「消防庁」「RESCUE 特別救助隊」の表記が追加されている。特別救助隊は消防士の中でも救助の知識、実力を持つ隊員によって構成された組織で、東京消防庁においては、全消防署の中でも限られた消防署にのみ置かれる特別な救助部隊である。さらに高度な救助技術を持つ部隊は東京消防庁の場合は「特別救助機動部隊(通称ハイパーレスキュー)」となり名称が変わる。
●日産 NV350キャラバン 査察広報車
このモデルはリアドアが開閉できる。現在は18番日産NV350キャラバン救急車がラインナップされているので新車で入手可能だが、室内の意匠は救急車仕様となり、今回のものとは異なるようだ。
●モリタ・スーパージャイロラダー
定番商品と異なり車体側面に雷模様と「RESCUE」の表記が足され、より救助隊としての性質が濃くなっている。はしごの伸長、旋回も健在だ。
by gramman
| 2019-02-16 17:37
| ミニカー
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