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トミーテック・LV-N187b ランサーGSRエボリューションV(赤)

TLV2019年8月の新車は、2ヶ月連続で登場のランサーエボリューション。今月は5代目となるエボⅤがデビュー。



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実車のデビューは1998年1月。4代目まで守ってきた5ナンバーボディと決別、3ナンバーボディとなった。これも全てはWRCで勝利するためであった。全幅は1770mmまで拡大され、タイヤサイズが拡大、インチアップはもとよりワイドトレッド化も図られた(エボⅣ205/50R16→エボⅤ224/45R17)。ブレーキも強化が図られ、フロント4ポッド、リア2ポッドのブレンボ製キャリパーが標準装備となった。エンジンも形式こそ同じ4G63で最高出力280PSは変更なかったが、最大トルクが38.0kg-mまで高められていた。その他様々な技術が惜しみなく投入されており、ラリーを主眼に置いたマシンでありながら当時の雑誌等ではサーキットでも格上の車の記録を上回ることも珍しくなかった。

WRCにはGr.Aで出場。デビュー年である98年に第5戦から第13戦までの9戦に参戦し、そのうち4度の優勝を果たし、別格の強さを見せつけた。さらにこの年のマニュファクチャラーズタイトル、トミ・マキネンのドライバーズタイトルをもたらした。マニュファクチャラーズタイトルは同社初の快挙であり、悲願達成となった。

「最強のラリーカー」の印象を決定づけることになったエボⅤのスタイルがTLVでもキッチリ再現されている。エボⅣのなだらかなボディラインと比べ、角の立ったハッキリしたスタイルが魅力的である。ボディカラーは5色用意されたうちのパルマ―レッドをチョイス。鮮烈な赤色が印象的なボディカラーである。

エボⅣのときにも言及したが、エボⅤも頭文字Dに登場している。そのため劇中の活躍により市場でも人気の車種・・・と言いたいところだが何故かエボⅤはエボⅣ以上に乗り手のキャラクターの性格が悪く、作品によって人気が高まったとはお世辞にも言えない。

by gramman | 2019-08-12 14:30 | ミニカー | Trackback | Comments(0)

クルマと模型バカによる終わりなき妄言の全記録


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