トミーテック・LV-N219a トヨタ クラウンセダン 東京無線タクシー(黒)
2020年 12月 13日
クラウンコンフォートと同時にクラウンセダンがTLVに登場。
今回のクラウンセダンは、初代クラウンコンフォートと同じXS10系列とされるが、クラウンセダンという名前としては5代目となる。タクシー向けのものはスーパーデラックス、スーパーサルーンのグレード名が与えられ、特にスーパーデラックスはハイグレードタクシーとして、スーパーサルーンは見た目が限りなくクラウンに近づき、さらに上級のハイヤーのような用途でも使用できた。
なので今回は黒一色というシックな装いとなる東京無線仕様だ。外観上の相違であるテール部分の形状の変更、スチールホイールにフルキャップを装備するなどより乗用車ライクな見た目が再現されている。コンフォート、クラウンコンフォートより若干大きいフロントグリルも目立っている。
TLV-N218番のクラウンコンフォートとの比較。フロント周りはおそらく一般のクルマ好きでは分からないレベルで、マニアでなければ判別できない。一方でリア周りは全く異なるのでこれは判別が容易だ。最後にフロント部分のアップを比べてみるとナンバープレートの張り出しの表現が異なるが、これはおそらくフロントバンパー形状の違いからくるのだろう。
クラウンコンフォートとクラウンセダン、同時購入で比べることが出来たのは大いにためになったのだが、タクシーマニアの道は奥が深い。商用車は基本的にロングライフであるので細かいマイナーチェンジが多いことに加え、商用車という性格上、タクシー会社自身による修理も多く、廃車体からの部品流用なども多くあるのでカタログ通りの仕様になっていないことも珍しくない。クラウンセダンのクラコン化け、あるいはその逆など果てしないバリエーションがあり、タクシー道を突き進むのはクルマ好きの分野の中でも困難を極めるのだ。
by gramman
| 2020-12-13 22:52
| ミニカー
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