クルマと模型バカによる終わりなき妄言の全記録


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「大海の士」第46話

鈴木は艦長の言葉を聞くと、レシーバーをはずし、CICを出た。
鈴木はそのまま甲板に向かった。
斎藤は、艦橋からその様子を見ていた。
艦長が斎藤に向かって小さくうなずくと、斎藤は艦橋を出た。
斎藤もまた鈴木のいる甲板へと向かった。
鈴木は甲板から海を眺めていた。
斎藤が近づくと、斎藤のほうに向き直ったが、またすぐに海のほうを向いた。
「嘘みたいだな・・・海だけはいつもと何も変わらない。戦闘なんて本当は起こっていなかったんじゃないのか。」
斎藤は言った。
「そうかも知れない・・・人を命を奪った張本人の俺に、痛みが全くないのだからな・・・」
鈴木が言った。
斎藤は何もいえなかった。
さらに鈴木は続けた。
「蚊を殺したって実感はあるものだ・・・たたけば自分の手も痛いし、手に死骸が残る。だがどうだ、人を何百人と殺したのに、何にも実感がないんだ。命中からわずかな時間で沈没した。恐らく退艦命令もままならなかったはずだ。」
斎藤は黙っているしかなかった。
「しかもだ、殺したという事実だけでなく、発射ボタンを押したということすらも忘れそうなんだ。人を殺したらきっと普通じゃいられない。でも今の俺は落ち着いているんだ、それも未だかつてないほどにな。人の命を奪っておきながら戦闘が終わったことに安心する気持ちのほうが大きい俺は・・・普通なのか!!」
鈴木は突然斎藤の胸ぐらをつかんだ。
しかし鈴木はそのまま座り込み、涙を流した。
斎藤には、鈴木をなだめるしかなかった。
「ようやく分かったんだよ・・・自らを守るためには・・・人の道を外れなければならないときがあるってことをな・・・」
斎藤は最後に言った。
しばらくして、2人はまた持ち場に戻った。
日本本土から護衛艦が出動したのは、敵巡洋艦沈没の3分前のことだったことが、後に分かった
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by gramman | 2006-09-06 23:19 | Trackback | Comments(0)
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