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クルマと模型バカによる終わりなき妄言の全記録


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カテゴリ:自動車( 43 )

第27回 交通安全フェア 日本海クラシックカーレビュー

毎年9月のお楽しみ、日本海クラシックカーレビューが今年も新潟県糸魚川市フォッサマグナミュージアムを会場に盛大に行われた。当日の天候は快晴とはいかないまでも晴れ。毎年の猛暑に比べると幾分か気温は低く最高30℃にとどまり、日陰では涼しい風が吹く中での開催となった。その模様をレポートしていこう。

まずはシーサイドパレードランに代わって導入されたジョンブルラリーから。これは糸魚川市の市内を走り、3箇所のチェックポイントを通過。それぞれジャンケン、CAR検(自動車にまつわるコアな検定試験)の問題、PC競技(20m区間を決められた秒数に近い時間で走る)を行い総合ポイントでの優秀賞を決めるものだ。
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チェックポイントは会場からかなり遠いので撮影は出来ず、スタート地点の様子をお届けする。惜しむらくは黄色いコーンがクルマのフロント部分を遮ってしまったことでこれは来年からの反省としよう。




続いて会場の展示車両から何台かピックアップしてみよう。
●BMWイセッタ300ブライトン
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会場本部近くにいたため多くの人が集まり、カワイイと言われ続けていたイセッタ。鮮烈なブルーボディが印象的だ。ラックの燃料缶、サイドの丸ルーバーをメーカーエンブレムに見立てるなど見どころの多い1台だ。

●メッサーシュミット
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フロントのショットが無くて申し訳がないがこちらもイセッタの隣で人気だったメッサーシュミット。イセッタと同じ3輪車のカテゴリになるが思想は全く異なり、タンデムシート2人乗りでバイクに近い。実際イセッタは普通車のナンバープレートであったがメッサーシュミットはバイクのナンバープレートを掲げていたので法令上バイクになるのだろう。

●ロールスロイスファントムⅡ
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こちらもこのイベントでお馴染み1932年式ロールスロイス。テープでの補修が数多く施されており、やはり寄る年波には勝てないといった風情が感じられる。内装はポータブルカーナビ、ETCでアップデートしてあり、これが実際に公道で乗られていることが分かる。内装各部に貼られた始動ボタンなどを示したテプラはオーナーのためなのだろうか。ちなみに排気量7650ccは会場内で最大だった(いすゞのバスも含めて)。

●シボレーインパラ
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ただひたすらにデカかった1961年式インパラ。いかにもアメリカ車らしいスタイリングとカラーが目を引く1台だ。ステアリング、シートもボディと同系統の色でまとめられており、シャレている。

●デトマソパンテーラ
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名前を聞くばかりで実車を見ることはまずないデトマソパンテーラ。アメリカンV8エンジンを搭載したイタリア車ということでスーパーカーと呼ぶべきかマッスルカーと呼ぶべきか迷う1台。赤色がプレーンなパンテーラ、黄色がパンテーラGTSとなる。GTSはパンテーラのハイパフォーマンスモデルで、欧州仕様はエンジンの圧縮比を高めて出力を向上してあり、ボディの下半分を黒色に塗装、タイヤがより太いものに変更されている。エンジンを変更せず外観のみを変更したものが米国仕様とされ、日本に輸入されたものはほとんどがこの米国モデルだったと言われる。

●フェラーリディノ246GT
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紫のボディカラーが目を引くディノ246GT。優雅なボディラインが自慢の1台だ。ボディサイドの流れるような空気取り入れ口がいかにもフェラーリらしい。

●シトロエンアミ6ブレーク
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珍しい1968年式アミ6。名車2CVとDSの間を埋めるモデルとして誕生した。そのためリアはどことなくリアコンビネーションランプに2CV、すぼまったリアボディラインにDSの面影が感じ取れる。唯一無二の一本足ステアリングホイールが面白い。

●ニッサンフェアレディZ432
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名車S30ZのスタンダードなシングルカムL型エンジンに替わり、KPGC10型GT-Rと同型のS20エンジンを搭載したモデルがこの432である。レースシーンでの活躍を想定しフロントライトに透明アクリルでカバーを設置、空気抵抗を低減させている。通常では考えられないシフトノブ後方にキーキリンダーが設置されているのは、4点式シートベルトを装着した状態でエンジン始動がしやすいようにとの逸話がある。



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●特別展示車両・プリンススカイラインGT
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このスカイラインGTは日産のレーシングドライバー、砂子義一氏が1964年の第2回日本グランプリで駆ったクルマである。エンジンはG7型直列6気筒SOHC2000cc、これをボンネットを延長して搭載していた。レースでは純レーシングカーともいえるポルシェ904が独走、スカイラインGTはなす術なく惨敗するかと思われた。しかしながらスカイラインはポルシェを抜き、わずか1周ではあるものの前に出た。賛否両論こそあるがこれが後に伝説として語られることとなり、長く続くスカイライン神話の誕生となったのであった。
このスカイラインはまさにその実車そのものではなく、内装はほぼノーマル、外装も保安部品が残されていることからレース仕様のレプリカだと思われる。ナンバープレートは仮ナンバーに似ているが、これは日本グランプリ当時の写真でも装着が確認できる。
余談だが、砂子義一氏は今回のCCRにゲストとして登場する予定であったが、緊急入院で残念ながら不在となってしまった。

●特別展示車両・プリンスR380
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前述のスカイラインの雪辱を果たすため、プリンスは新型レーシングカーの開発をはじめ、市販車とは異なる全く新しい概念で開発された。シャシーは専用のパイプフレーム、ボディは初期モデルが総アルミとされたが、改良でFRP製とされた。エンジンはスカイラインGTのG7型をベースに新設計のGR8型をミッドシップに搭載。このR380を砂子義一が駆り、第3回日本グランプリに出場。宿敵ポルシェ(906)を破り雪辱を果たした。
今回展示の車両はその第3回日本グランプリで優勝した実車そのもので、11号車は2位に3周以上の差をつけて優勝した。リアフェンダーのエアスクープが楕円であるため、改良型のR380A-Ⅰだと思われる。ちなみにテールランプはスカイラインGTの流用である。

●特別展示車両・ススキレーシングアドバンGT-R
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砂子義一氏は来場することが叶わなかったが、息子さんである砂子智彦氏、通称砂子塾長が来場していた。このGT-Rは砂子塾長が2002年の鈴鹿1000kmスーパー耐久クラスに出場した際のクルマそのものだ。スーパー耐久はレギュレーションが厳しく、基本的に市販車を使用し、改造が許される箇所も少ないので市販車の面影を多く残すこととなる。このGT-Rも外観上はバンパーが市販品に変わった程度で保安部品も残されている。いかにR34GT-Rの能力が高かったかをうかがわせる。



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午後からは展示車両の大半が交通安全市内パレードに出発。このパレードがこのイベントの醍醐味で、ただ展示されているだけではない、クルマが元気に走る姿を見ることが出来る。やはりクルマは走ってこそのもので、エンジンがどんな音がするのか、排気がどんな匂いがするのかを体感することが大事だ。このパレードに出るためには交通安全グッズを装着せねばならず、オーナーの好みで派手に演出されている車を見るのも楽しい。

by gramman | 2018-09-08 12:57 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

上越地域消防事務組合・化学車

今回は珍しい試みとして実車の消防車両をご紹介。新潟県上越市の上越地域消防事務組合に新たに導入された化学車である。


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この車両は2018年3月より導入された車両で、化学火災にも対応可能な消防車として上越北消防署に配備されている。シャシーは現行の日野プロフィアがベースとなっている。架装メーカーはモリタで製品名は化学消防車Ⅴ型である。モリタによればⅠからⅡ型は「軽化学消防車」、ⅢからⅤ型は「重化学消防車」となっており、特にⅤ型は国内最大クラスの性能を有している。このクラスの化学車は新潟県内では政令指定都市である新潟市消防局とこの上越市にしか配備されておらず、都市部でなく地方の消防本部に配備されるのは全国初だとも言われている。

この存在自体は4月頃より分かってはいたものの、この車両が収められている消防署は常にシャッターが下りており実車を見る機会が無く、また情報もインターネット上のローカルニュースに2本ほどあるのみで全く知ることが出来なかったのだが、運よくイベントに姿を現したため撮影することができた。



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最新鋭の消防車らしく赤色灯もLEDを多用した今どきのものとなっている。遠くからでも視認性はかなり良い。

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化学車のアイデンティティである放水銃。通常の放水では消火できない火災では、水と薬液を混合した泡液を噴射、火点の酸素を遮断することによって消火活動を実施する。



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ボディ下半分が白色塗装となっているのが今までの車両とは一線を画しており、昼間時の視認性向上にも役立っている。側面上部の赤と白のLEDは話題のMVFを彷彿とさせ、いかにもモリタらしい。

いろいろと知りたいところではあるがこの車両はとにかく情報が無く、未だ消防専門の雑誌にも登場していない。詳細は今後の専門家による情報に期待したい。



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同じく会場に来ていた屈折はしご車。上越消防の公式サイトによればこれも化学火災対応車両とのことである。バケットがついているのである程度の高層火災の人命救助にも使えそうだ。後部ナンバープレートがバケットに取り付けられていることに注意。

by gramman | 2018-08-05 13:30 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

日本海クラシックカーレビューin糸魚川2017

毎年9月糸魚川のの恒例行事、日本海クラシックカーレビューに今年も行ってきた。糸魚川といえば昨年12月の大火の話がついて回るが、会場はそんな雰囲気を微塵も感じさせず例年通り活気あふれるイベントとなった。昨年の報道では大会事務局長も被災されたとのことでインタビューを受けていたが、ご本人もクルマも無事だったようで何よりであった。
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例年であれば午前のイベントはシーサイドパレードランなのだが今年は趣向を変えて、30台が参加する糸魚川市内のジョイフルラリーとなった。どういったものかというと1つ目に青海でジャンケン、2つ目に青海から市内への途中でCAR検、3つ目が市内でPC競技(何mを何秒で走行する)を行い、総合得点で優勝者を決めるというものだった。まずはそのジョイフルラリー出発式から。

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続いて200台にもなる展示車両から気になる車両を紹介。
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●1963年式オースチンヒーレースプライトMkⅢ
いかにも英国車らしいスタイリングのヒーレースプライト。ワイヤーホイールも決まっている。

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●1959年式ロータスセブン
珍しいアルミ地ボディのセブン。本当に走る機能だけを追求した形が素晴らしい。フロントウィンドゥ、というかバイザーも運転席側にしかないのが潔い。

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●1966年式ジネッタG4
クルマというより生き物のようなスタイリングのG4。モスグリーンがよく似合っている。スピードメーターが助手席前に位置している点に注目。

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●1938年式ダットサン17型セダン
戦前のダットサン最後の乗用車となる1台。日中戦争の真っ只中との時代背景から純綿、純毛は軍に回されてしまったためシンプルなインテリアが特徴的だ。当時の日本車としては信頼性も高く先進的であったが、同年代のドイツでは既にフォルクスワーゲンビートルが生産されていたことを考えるとやはり技術の格差を実感させられる。

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●1969年式フィアット124スポルトスパイダー
66年に搭乗した124のオープンモデルとして登場したスパイダーは、同時期に人気を博していたアルファロメオ・スパイダーを意識した作りで、先鋭的でありながらベースモデルの堅実さをも引き継いだ傑作であった。特にリア側面ガラスはソフトトップの格納に合わせて収納できるようになっており、当時のオープンカーとしては画期的であった。

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●1950年式フィアット500ベルベデーレ
このクルマは36年にデビューした初代500をベースにした4人乗りワゴンタイプである。デビュー時はボンネット脇に装着されたフロントライトのせいでファニーは表情だったことから「トポリーノ」(ハツカネズミ)の愛称で親しまれたが、アメリカ車をイメージしてライトがフェンダー内に埋め込まれた精悍な姿が面白い。

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●1935年式ロールスロイス20/25ランドレッド
常に人だかりが出来ていたので全景の分かりにくいロールスロイス。まだまだ馬車の面影を残す旧き佳きロールスロイスをいった佇まいがたまらない1台。ロールスロイスの中では中型車に分類される。

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●1969年式シトロエンDS21
おそらくイベント初登場のDS。いかにもフランス車らしい優雅なスタイリングが素晴らしく、内装もシャレている。このクルマはなんといっても「ハイドロ・ニューマチック」に代表される先鋭的な技術の数々で、自動車史に残る名車である。先進的なメカニズムを盛り込みながらも本来は実用車の位置づけであり、大統領専用車としての採用実績がある一方、大型の車体ながらラリーで活躍するものも少なくなかった。このクルマもラリーの雰囲気を多分に感じさせる。リアナンバープレートを収めるスペースは日本式のものに対応しておらず、正規の輸入車はリアバンパー中央を板金して再度装着したとの逸話もあるが、この個体は本国使用のため若干数字が隠れている。

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●1973年式マツダルーチェロータリーセダンGR
押しの強いフロントグリルが特徴のルーチェ。ロータリーエンジンは同年から始まる第1次オイルショックの影響をもろに受けることになるが、このクルマはオーナーに愛されて2017年まで生き残った幸せなクルマである。

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●1972年式トヨタコロナマークⅡバン
「イーグルマスク」の愛称で親しまれた先代のイメージを払しょくして生まれた2代目マークⅡのバン。商用車は使い倒されるのが常なので、このように綺麗な状態で残るのはとても珍しい。絶妙なボディカラーとホワイトリボンが何とも言えない一体感を醸し出している。

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●1970年式トヨペットコロナ1700SL
同年に登場した4代目コロナのセダン。ATモデルは日本初の電子制御式3速ATを採用、三角窓を廃した先進的なスタイルを目指したが、「BC戦争」のライバルである510系ブルーバードがSOHCエンジン、4輪独立サスペンションを採用する中で本車はOHVエンジン、リアサスペンションはリジッドと見劣りしてしまい、また同時期のカローラとカリーナに販売を奪われてしまった悲運のモデルでもあった。それでもなおこうして生き残っているところに賛辞を送りたい。

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●1970年式トヨタパブリカ800バン
成功を収めた初代パブリカの登場から8年後、2代目パブリカが登場する。この特徴的なマスクは登場当時の初期型のものである。メーカーの愛称は「カモシカ」であった。

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●特別展示車両 カルソニックスカイラインGT-R
今年の特別展示車両はグループAで活躍したカルソニックスカイラインGT-Rである。グループAは当時盛んであった日本国内のカーレースで、全日本GT選手権を経て現在はスーパーGTとなった。グループAは出場する車種に施すことが出来る改造がきわめて狭く、ベースも12ヶ月以内に5000台以上生産された市販車でなければいけなかった。そこに目を付けた日産がレースに勝つために市販車を作るという発想から生まれたのがこのスカイラインGT-Rであった。市販状態で280PSを発揮する2600ccのツインターボエンジンに、4WDであるアテーサE-TSを搭載した怪物であった。GT-Rは1990年のデビュー戦からグループAが終了する93年まで前人未到の29連勝の偉業を成し遂げ、特にこのカルソニックスカイラインはGT-R勢のエースとして鮮烈な印象を残したのである。これはその実車である。

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●特別展示車両 ニッサンR86V
2台目の特別展示車両は1986年のル・マン24時間レースに出場した日産のR86Vである。R86Vはイギリス・マーチ製のシャシーに日産製VG30ターボを搭載したCカーで、市販エンジンのV6・3000ccのエンジンをベースにしながら最大出力680ps以上、最大トルク70kgm以上を発揮するモンスターマシンであった。ル・マンには「R86Vニチラ」として星野一義/松本恵二/鈴木亜久里組が出場し、予選では日本勢最高位の24位となるも決勝ではトラブルに見舞われリタイアとなった。この展示されている車両はまさにル・マン出場車そのものである。これは大阪の個人の方が所有するもので、ナンバーがついているので公道の走行が可能だと思われるがその辺りの事情は聞けなかった。

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●ランチアストラトス ラリー仕様
特別展示の3台目は言わずと知れた名車、ストラトスのラリー仕様。1974年の量産以来、ラリーでの輝かしい戦績を飾ってきた同車であるが、このクルマの特徴でもあるきわめて短いホイールベースは現代の軽自動車ほどしかなく、コーナーでは抜群の回答性を発揮するものの反面ストレートでは直進安定性が悪く「すべてのコースがコーナーであれば良かった」と語ったドライバーもいたほど扱うのは困難なクルマであった。エンジンパフォーマンスも披露してくれたが、ロードカーのような甲高いエキゾーストではなく、アメリカンV8のような低くトルクフルなサウンドが印象的であった。

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●マツダRX-7パトカー
毎年恒例のパトカー展示は、今年はFDパトカーであった。10年以上前にも参加しており、非常に懐かしい思いがした。さすがに現役で取り締まり活動に従事している姿は見たことが無く、おそらくイベント参加を通じての交通安全啓発、広報活動に従事することが多いと思われる。オドメーターは確認できなかったが相当な距離数を走破しているにもかかわらず車体各部はきれいに保たれており、歴代高速隊隊員のこのクルマに対する思いが伝わってくる。



最後は午後のメインイベント、交通安全市内パレード出発セレモニーの様子から。
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by gramman | 2017-09-15 19:44 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

第13回クラシックカーミーティングinフォッサマグナミュージアム

2017年ゴールデンウィークの初日、というべきか後半の初日、5月3日に糸魚川市フォッサマグナミュージアムでクラシックカーミーティングが開催された。天気に恵まれた、とまではいかないが雨にはならず多くの人出があった。

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昨年12月に糸魚川市は大火に見舞われた。糸魚川市は「クラシックカーのまち」としていくつかの活動団体もあり、大火によって被災したオーナー、そしてクルマもあったようだが、会場の雰囲気はそれを微塵も感じさせない、「復興」などという言葉を使うまでもなく前を向いていることを実感できたイベントでもあった。



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今年も健在、日野・ルノー4CV。地元糸魚川市のオーナー所有の1台。個体そのものも珍しいが、地名なしシングルナンバーも非常に珍しい。今年気づいたのだが、ドアは逆観音扉とでも言うべきか、Bピラーに当たる部分に前後のヒンジがくっついている。ビートルを思わせるリアデザイン、腰かけられそうなリアバンパーなど、今見ても魅力的だ。



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ニッサンセドリックカスタム。セドリックとしては初代に当たる。特徴的な縦目2灯ライトは前期型の最大の見どころだ。縦長のテールライト、側面に回り込んだ前後ガラスなど、随所に50'sアメリカ車を思わせるディテールが見られる。こちらは1文字の地名つきシングルナンバー。「足」となってるがオーナーは富山在住のようで、このナンバーを維持するために足立陸運局に税金を払い続けているのだと思う。



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もはや説明の必要もないフェアレディZ。2シーターだ。モスグリーンの車体が一層味わい深い。マニヤはテールランプの形状で年式が分かるのだろうが、私はいくら日産党とはいえまだそこまでの知識はないので詳しい方は推理していただきたい。ちなみにこのZの後ろにいたワンちゃんは全く人見知りしなかった。



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やたらキレイだったカルマンギアコンバーチブル。メタルルーフ、というか通常のカルマンギアは旧車イベントでは珍しくないが、コンバーチブルはなかなかお目にかかれない。ステアリング横には似つかわしくない1DINオーディオとポータブルナビが鎮座しているが、これはこのクルマがただの芸術品ではないことを物語っている。



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レーシーに仕上げられたアルファロメオ2000GTV。シフトノブが尋常ではないほど延長されているが、おそらく着座位置を後方に下げた関係だろう。現代的な感覚ではギアボックス自体を下げてストロークを短くしようという発想になるのだろうが、この辺がやはり70'sあたりのレースの精神を見て取れる。外装も全てが完璧で、非常に興味の沸く1台だ。

by gramman | 2017-05-21 22:18 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

第25回交通安全フェア 日本海クラシックカーレビュー

今年も年に1度、クルマ好きが糸魚川に集まる祭典がやってきた。日本海クラシックカーレビューだ。今年で実に25回を数えるまでになった長寿イベントだ。
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今年も来場者がたくさんいたが、真夏並みの気温となり風のない状態も相まって、会場は尋常ではない暑さに見舞われた。それでもクルマと子供だけは元気だった(大人は元気な人が少なかった)。総参加台数は毎年同様200台、国内外問わず様々なクルマが集まった。



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今年のスペシャルゲストはレーシングドライバーの高橋国光氏。この日の祭典の最初から最後まで参加しており、シーサイドパレードランの出発セレモニーでは50台すべてのオーナーを見送ったうえ、握手してくれるというサービス精神あふれる方であった。



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シーサイドパレードランは比較的状態の良いクルマが選抜される。毎年常連のクルマから初登場のクルマまで、国籍、ボディ形状を問わない多様なラインナップが素晴らしい。スバル360とパンテーラが共演するイベントなど、日本全国でもそう多くはないだろう。



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今年の特別展示車両は日産・R391だ。R391と言えばル・マン24時間レース参戦用に日産が開発したレース専用車両で、ネーミングの由来は先代のR390、古くはR380にまでさかのぼる。ボディ形状がオープンタイプのプロトタイプレーシングカーで、駆動方式はMR、搭載されるエンジンはVRH50A型のV型8気筒DOHCで、ノンターボながら推定600ps以上を発揮する。サスペンションは前後共にダブルウィッシュボーン、車重900kg以上とされている(最低重量の規定があり、実際の車重は不明)。耐久レースであるがゆえに目新しい新技術は少なく、実に堅実な設計だ。

日産が精力を注いだこのクルマは、日産のワークスチームであるNISMOから2台体制で満を持して99年6月のル・マン24時間レースに出場したが、1台は予選でクラッシュし決勝に進むことが出来ず、残る1台はレース前半でエンジントラブルによりリタイヤという不本意な結果に終わってしまった。この雪辱を晴らすべく挑んだのが同年11月のル・マン富士1000kmレースであった。この富士1000kmは富士スピードウェイ35周年を祝して行われたレースで、ACO(Automobile Club de I'Ouest:フランス西部自動車クラブ)の認定イベントとして、ル・マン規定に基づく車両によって争われた。このレースで優秀な成績を収めたチームには翌年のル・マン出場に際し予選が免除されるという特典があり、決して名ばかりのレースではなかった。

このレースでR391はトヨタ・GT-One TS020などの国産勢を含む、並み居る強豪を抑え優勝、見事雪辱を晴らす結果となった。しかしながら翌2000年以降15年間、経営不振を理由に日産はル・マンから撤退することとなり、このR391の持つ意味は大きいと言える。


ここからは展示車両をピックアップして見ていこう。
●デ・トマソ パンテーラ(72年式)
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ついにきたかという感のあるデトマソパンテーラ。おそらく初登場だ。本車は伊・デ・トマソが車体デザインを担当し、米・フォード製エンジンを搭載するという二国合作のスーパーカーである。イタリア製の流麗なボディにパワフルなアメリカンV8エンジンが載るというロマンの塊のようなこのクルマは、メイン市場がアメリカととらえられていた。アメリカでは知名度のないデ・トマソではなくフォードのブランドを借りて販売され、またスーパーカーとしては破格の値段であったため、販売面では大成功を収めたモデルであった。

●シトロエン・SM(73年式)
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これもおそらく初登場、シトロエン・SM。このクルマは70年に登場した2ドアクーペで、先進的な技術を詰め込んだシトロエン・DSのコンポーネントを流用している。このSMも実験的要素が強く、「FF車で200km/hを超える」ことを念頭に設計されており、自社開発のボディにマセラッティ製V6DOHCエンジンを搭載していた。内装もやたら洒落ており、いかにもフランス車を思わせるが、流麗なスタイリングの代償に、後席は劇的に狭く実用には向かない。

日本国内モデルは平凡な丸目4灯であったが海外では可動角目6灯が採用されており、日本国内に存在するモデルも多数がオーナーによって6灯に改造されたものが多いようである。ちなみに「可動式」というのは、ステアリングの舵角に応じてライトが左右に動く機構のことである。

●ハインケル・トロ―ジャン200(63年式)
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このクルマは独・ハインケル社が開発した車体を英・トロ―ジャン社がライセンス生産したものである。なんと言っても特徴的なのはかわいらしい丸い車体に前2輪、後1輪という個性的なスタイリングだ。この手のクルマは「バブルカー」とも呼ばれ、丸く膨らんだバブル(泡)状のキャビンからちなんでいる。この辺りはいかにも過去に戦闘機を生産した飛行機メーカーであるハインケル社らしいと言えるだろう。

全長2550mmと360cc規格の軽自動車よりも短いボディに合わせられるエンジンは空冷4サイクル1気筒エンジンで、排気量はわずか198ccである。しかし車両重量は290kgと異様に軽いため、現代のクルマの流れにも十分ついていけるだけの速さを持っている。

●ブライトン・イセッタ300(61年式)
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イセッタは伊・イソ社が開発した小型車で、自社で生産するとともに世界中の様々な自動車メーカーとライセンス契約を結んでいた。その中でも最も成功を収めたのが独・BWM製のイセッタであった。このBMW製の特に欧州向けの3輪イセッタを「ブライトン・イセッタ」と呼ぶ。

イセッタ300は登場した当初の247ccのエンジンを295ccに改良、主に英国向けに販売された右ハンドル、3輪仕様は爆発的なヒットとなった。当時の英国では、3輪車が4輪車に比べて税金が格安であったことが3輪自動車がヒットする直接の要因であった。乗り降りはフロントのドアから行い、1気筒エンジン、ワイパーは2本と非常に合理的な構造と、愛らしい「バブルカー」の見た目は多くの英国人を虜にすることとなった。ちなみにフロントドアにステアリングが固定されているがこれはイセッタの特許で、前述のトロ―ジャン200はこの構造が採用できなかった。

●メッサーシュミット・KR200(58年式)
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メッサーシュミット・KR200は、独・メッサーシュミット社が開発した2人乗り小型車である。第2次世界大戦により飛行機の製造を禁止されたメッサーシュミット社は、自社の生き残りをかけて自動車開発に着手、当時人気を博していたバブルカーの製造を決める。1952年にKR175を発売、改良を重ねて55年に登場したのがこのKR200である。

エンジンは空冷2サイクル単気筒191ccであり出力は10PS、車両重量は240kg、ミッションは4段MTであった。KR175では後進が出来なかったが、KR200ではエンジンを逆回転させることにより後進を可能としている。航空機を思わせるステアリング(というより操縦桿というべきか)と、タンデム2人乗りという発想は、やはりbf109などの戦闘機の精神を受け継ぐものなのだと思わせてくれる。

●サファイア・GT40 MkⅣ(80年式)
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今回参加車両の中では、特別展示車両を除けば最高年式のサファイア・GT40 Mk.Ⅳ。サファイアとは聞きなれないメーカーだが、英国に設立された自動車メーカーで、元々フォードでGT40の製作に携わっていたスタッフが立ち上げた会社である。つまりこのGT40はフォードの名を冠してはいないもののオリジナルに忠実に再現されたいわば「公式レプリカ」で、鉄フレームにFRP製ボディとオリジナルと遜色は無い。
スペックもオリジナルに準じており、900kg台の軽量なボディに4736ccV8エンジンを搭載、最高出力500PSを発揮し、これでもかと言わんばかりにアメリカンマッスルカーの魅力を楽しめる1台である。本来オリジナルのGT40はサーキットを主戦場に開発されたモデルであり、66年、67年のル・マンで2連覇を達成するという快挙を成し遂げたクルマでもある。
サファイア製は80年代に数十台が製作されたと言われているが詳細は不明である。この個体はかなり有名らしく、googleで検索するとこの個体の画像ばかり出てくる。ちなみにフロントナンバーの位置、素材は合法らしく、オーナーいわく「みんなから聞かれる」らしい。

●シボレー・コルベット スティングレー(64年式)
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このシボレー・コルベットは63年に登場、通称C2型と呼ばれ、コルベットとしては2代目に当たる。名前の由来は「アカエイ」で、平べったいスタイリングを見た釣り好きな開発者の1人が命名したと言われている。
外観は先代のいかにもフィフティーズらしいスタイリングから一転し、先鋭的でエッジの立った独特なものとなった。64年式以降のモデルはモデル初のリトラクタブルヘッドライトを採用、以降5代目までリトラクタブルライトはこのクルマのアイデンティティとして踏襲されることとなる。
エンジンはシボレー自慢の水冷V8OHVエンジンで、排気量は5350ccを誇った。ボディは完全新設計で、シャシーにはラダーフレームを採用、前衛的な見た目とは異なり堅牢で確実な設計となっていた。

●ホンダ・ライフピックアップ(73年式)
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このままサーフボードを積んで海へ行けそうな佇まいのライフピックアップ。タイヤが現代的なのがもったいないが、VANステッカーが当時感を出すのに一役買っている。
ライフステップバンは73年に発売されたトラックで、ホンダ・ライフとは姉妹車にあたる。基本的なコンポーネントはほぼ一緒で、ボディ形状が大きく異なる。スタイリングは良かったが、同社のTN-Vも含め、同時期の軽トラのほとんどがキャブオーバー型を採用した中でセミキャブオーバー型は積載量で不利であり販売は不振、翌74年に総生産台数1132台で製造を終了した不遇なモデルである。

●ダットサン・フェートン(37年式)
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ダットサン・フェートンは戦前の自動車黎明期に搭乗したダットサン製乗用車である。この37年式はいわゆる15型と呼ばれる。エンジンはダットサン7型、直列4気筒サイドバルブ722ccで、当時としてはハイパワーな16psを発揮した。
この個体は実働するフェートン15型としては国内で唯一と言っても良く、単に趣味としての価値にとどまらず、日本の産業遺産としても貴重なものである。地名なしシングルナンバーはもはや勲章だ。

●トヨタ・クラウン(73年式)
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今年もカッコいいクジラクラウン。かすれたナンバープレートと磨かれたボディとメッキパーツが素晴らしい。青ガラス、青ピンストライプも抜かりない。

●日野・コンテッサ(65年式)
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昨年からさらに進化を遂げたコンテッサ。デコトラ的アプローチが素晴らしい。まさに足し算のカスタムの見本というべきクルマだ。

語り尽くせばきりがないが、今年はここまで。

by gramman | 2016-09-16 23:49 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

クラシックカーミーティングinフォッサマグナミュージアム2016

今年もゴールデンウィークの中間である5月3日、フォッサマグナミュージアムで糸魚川市主催のクラシックカーミーティングが開催された。これは秋のクラシックカーレビューに比べ、よりのんびりとした雰囲気でイベントを開催したいとの思いから企画されたもので、今年で12回を数える。目論見通り、終始CCRとは違ったゆったりとした雰囲気でイベントは進行していた。

今回は展示車両の中からいくつかピックアップしてご紹介。



●ホンダ・T360
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ホンダ初の4輪自動車であるT360が2台エントリー。白い個体は珍しいパネルバンだ。
T360と言えば日本初のDOHCエンジン搭載車として有名である。AK250E型水冷4ストローク直4DOHC354ccエンジンを搭載、京浜キャブレターを4基、または三国キャブを2連で装備し、8500回転で30PSを発揮する高回転高出力ユニットであった。


●ホンダ・N360
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モスグリーンのN360が1台エントリー。年式は1967年式なので最初期型に当たる。最近ハセガワから1/24でモデル化されたことでも有名だ。
ホンダ得意のエンジンはドリームCB450に搭載されていた並列2気筒DOHCエンジンをベースに開発された、空冷4ストローク2気筒SOHC354ccを採用、8500回転で31PSを発揮した。当時の軽自動車としては破格の最高速度115km/hをマークしたことも特筆すべき点だ。


●三菱・ミニカF4
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ミニカF4はミニカの3代目に当たるモデルだ。「F4」は愛称ではなく、「ミニカF4」で公式な車名である。エンジンは新開発の2G21型4サイクル直列2気筒SOHC359cc。通称バルカンエンジンである。


●スバル・R-2
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スバル・R-2はスバル・360の後継として1969年から登場した車である。EK33型空冷2気筒2ストローク
356ccエンジンを搭載。本車は71年式であり、フロントにダミーグリルを装着したモデルである。


●ダイハツ・ハイゼットトラック
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3代目に当たるハイゼットトラックの一方開き。軽キャブオーバー型トラック初の角目ヘッドライトがファニーな印象を与える。エンジンはZM型直列2気筒356cc。荷台にはカブが鎮座していた。


●三菱・ギャランGTO MR
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三菱・ギャランGTOは1970年デビューの2ドアハードトップクーペである。外観としてはダックテールデザインを採用し、全体的に当時のアメリカンマッスルカーをイメージしている。
本車は同年12月に追加されたMRである。全車4G32エンジンを搭載していたが、このMRに限っては同じ4G32型でもDOHCヘッドを搭載し、よりレーシーなグレードであった。


●三菱・コルトギャランAⅡ
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コルトギャランは1969年デビューのセダンである。従来のコルトとは一線を画すクルマとなり、外観上では「ダイナウェッジライン」を採用した斬新なスタイルが評判を呼び、大ヒットとなった。71年のマイナーチェンジでは全車丸型4灯の平凡なデザインとなってしまうので、この角形2灯ヘッドライトはわずか2年足らずの意匠である。この個体はボディカラー、ホイールなど押さえるべきところは押さえて仕上げられており、素晴らしい出来だ。惜しむらくはタイヤパターンが妙に現代的である点だが、今も現役の戦闘機であることの証明でもある。


●ダットサン・ブルーバード1400DX
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3代目ブルーバードである510系は、1967年デビューの日産主力車種である。エンジンは日産得意のL型と搭載、足回りは日産初の4輪独立懸架を採用し、「スーパーソニックライン」と言われる直線的で洗練されたデザインと相まって大ヒットとなった。特に北米では欧州車並みの性能に対して廉価であったことから「プアマンズ・BMW」の名で親しまれ、北米では今なお多くのファンが510を愛していることでも知られる。
510は1972年12月で生産を終了するが、本車は72年式の最終型である。


●日産・フェアレディZ
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もはや説明不要、S30型初代フェアレディZ。これもまた特に北米で大ヒットを記録した。


●ダットサン・トラック1200
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320型ダットサン・トラックは初代から数えて5代目となるモデルだ。1961年5月のデビューであり、外観は同時期の310系ブルーバードによく似ている。扱いやすく快活なエンジン特性と頑強なシャシと言う美点を受け継ぎ、さらに乗用車に近づいた居住空間と拡大された荷台で市場の支持を得ることに成功し、先代に続いて1t積トラックのベストセラーとなった。本車は2度目のマイナーチェンジ後の64年式で、フロントグリルを一新、埋め込まれるフロントターンシグナルランプが丸型から矩形に変更されている。


●ロータス・セブンSr.2
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ロータス・セブンはサーキットまで自走してクラブマンレースを楽しむために設計された量産キットカーであり、チューブラーフレームにアルミニウム外板を張ったセミモノコック構造をとったオープンホイールのクラブマンレーサーである。純然たるロータス・セブンはシリーズ1からシリーズ4まで存在し、本車はそのうちのシリーズ2に当たる。現車はメーターとトグルスイッチしかないダッシュが魅力的な1台だ。


●オースチン・ミニモーク
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ミニモークはBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)が1964年から製造した多目的車である。ベースとなったオースチン・ミニからエンジン、フレーム、サスペンションを流用して造られている。ちなみに「モーク」とは「ロバ」の意味である。当初は軍用車として開発されたが圧倒的に最低地上高が低すぎ、やむなく一般用として販売された。結果的にビーチバギーとしてリゾート地で人気車となった。
内装はいたって簡素で、まるでゴルフカートのような開放的なボディが魅力的であり、近距離移動用と思いきやメーターはきっちり90km/hまで刻まれ、現車ではETCが装備されていた。フレームがミニであるが故に高速安定性に不安はないだろうが、このオープントップのボディでの高速走行は相当に緊張するだろう。ボディのせいでやたらタイヤが小さく見えるが、ミニと同じサイズである。


●オースチン・ヒーレースプライトMk.1
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CCRでも常連のオースチン・ヒーレースプライトは、1958年から製造された英国車である。特にMk1は60年まで製造されたものを指す。Mk1の外観上での特徴である丸目2灯は、日本では「カニ目」の愛称で親しまれる。ちなみにアメリカでは「虫の目」、イギリスでは「カエルの目」となる。この個体は実によく手入れがなされており、コンディションが素晴らしい。


●ロータス・ヨーロッパSP
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ヨーロッパは、ロータスが1966年から75年まで製造された同社初のミッドシップ・ロードカーである。
「スペシャル」の名を冠する同社は、72年に登場したヨーロッパの最終型である。エンジンはツインカムエンジンをよりチューンした通称ビッグバルブと呼ばれる物に変更された。吸気向上のためインテークバルブが大型化され、圧縮比も高められている。これらの変更により、最高出力は126馬力と、歴代の市販型ヨーロッパでは最高出力となっている。
とにかくこの低い車体と、現代の基準では意外に小さいボディが魅力的だ。


●MG・MGB Mk.Ⅱ
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MGBは、イギリスのスポーツカーブランドである「MG」の主要車種の一つで、1962年の発表から1980年の製造終了迄に、全世界に於いてシリーズ全体で実に52万台以上も製造・販売された、2ドア・オープンカーの代名詞存在である。エンジンは直列4気筒OHV1789cc、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがリーフリジッドであった。
英国車ながら左ハンドルである内装は少し現代的になり、ロータス・セブンよりも居住性が増しているように思われる。リアトランクのラックもとても良い雰囲気だ。


●パンサー・J72
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本車は、イギリスの小規模自動車メーカー・パンサー・ウェストウインズが1972年から1981年まで生産したスポーツカーで、同社最初の生産車であった。1930年代の名スポーツカー・ジャガー・SS100を1970年代の技術で再現し、高性能な高級スポーツカーを作り上げることをテーマに作られたクルマであった。エンジンは同時期のジャガーXJ6/12のものが採用され、ミッションはオートマチックも選択することが出来た。ちなみにこの個体はオートマチックであった。日本での販売価格は新車当時1700万円とも言われたが、ジャガー・SS100よりも多い約500台が生産された。


●シェルビー・コブラ427
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シェルビー・コブラはAC・コブラとも言われるが、元来イギリスの自動車メーカーであるACカーズのコブラに、シェルビーのアメリカンV8エンジンを搭載したクルマである。詳細は各自で検索していただきたい。
本車は1966年式であり、65年より生産されたMkⅢに分類される。エンジンはフォード製V型8気筒OHV7000ccで、マッシブなボディと相まって英国車でありながら実にアメリカンマッスルカーらしい雰囲気を醸し出している。横出しのマフラーも実に頼もしい。


●フェラーリ・365GT 2+2
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365GT 2+2はフェラーリが手掛けた2+2座席のスポーツカーである。単純に速さを競うだけのモデルではなく、グランツーリズムを楽しむためのクルマとして実に優雅なスタイリングなのが特徴的だ。
1967年のパリサロンで330GT 2+2の後継として発表され、外装デザインはピニンファリーナが手掛けている。エンジンはV型12気筒SOHC4390ccで、ウェーバー製キャブを3連装しており、最高出力は320PSと言われている。
さながら英国車のような伸びやかで優美なスタイリングと、オプションのワイヤーホイールが魅力的な1台だ。


●マセラティ・メラクSS
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メラクSSは1972年に登場したマセラティの高級スポーツカーである。同時期のマセラティ・ボーラの弟分として開発された。外装デザインはボーラと同じくジウジアーロであり、外見上はほとんど差異が無く、サイズもほぼ同じである。しかしながらボーラはファストバック、メラクはノッチバックスタイルとされ、ミッドシップエンジン車としては冷却面ではノッチバックのほうがすぐれていた。
エンジンはV型6気筒DOHC2965ccのエンジンを搭載、SSグレードでは特に圧縮比を高める等のチューンナップが施されており、220PS/6500rpmを発揮していた。
メラクは83年の生産終了まで12年間にわたり生産されており、総生産台数は1830台とされ、ボーラの530台の3倍以上生産されることとなった。


●アルファロメオ・ジュリアSS
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ジュリアSSはアルファロメオジュリエッタのスポーツクーペモデルとして登場した1台である。ちなみにSSとは「スプリント・スペチアーレ」の略称である。登場時はジュリエッタと同じエンジンを搭載していたが、1962年にジュリアがデビューするとそれに合わせてジュリアと同じ直列4気筒DOHC1570ccエンジンをさらに112PSにチューンナップして搭載されていた。
by gramman | 2016-05-07 13:54 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

第24回交通安全フェア 日本海クラシックカーレビュー糸魚川 Vol.2

シーサイドパレードランの車両は出払っているので、他の展示車両をチェックしていこう。例によって特に気になった車両をピックアップしてご紹介。

・アルヴィス 12/50
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現代のクルマ好きには馴染みのないアルヴィスは、1919年から1967年まで乗用車を製造した英国車メーカーである。公式プログラムにも「アルビス」としか表記が無く車名は推定だが、1926年式で該当するのは「12/50」しかないという理由で当てはめた。ともかくこの糸魚川では初めてお目にかかる個体だと思う。

・ロールスロイス シルバーゴースト
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もはやお馴染みとなったシルバーゴースト。1910年式のこのクルマのすごいところは、毎年熱海から自走してくるという点だ。クラシカルなメーターと2DINナビが同じ空間に同居しているのは、これが単なる置物ではないことを如実にしてしている。オーナーは来客に気軽に試乗させていたが、本来であれば博物館においてあってもおかしくないような個体だ。

・日産 オースチンA50ケンブリッジ
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昨年の日本海大賞(グランプリ)受賞車。最大の見どころは地名なしシングルナンバーだが、もはや維持の苦労を聞くことすら野暮だ。

・ディムラー ソブリン
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ホワイトボディの美しいソブリン。ソブリンとしては2代目にあたる本車は、ジャガー・XJ6のOEM車だ。

・トロ―ジャン 603
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英国では3輪車は4輪自動車に比べて税金が安く、これに目を付けた自動車メーカーがこぞって3輪車を発表した時期があった。トロ―ジャンも1961年にこの603で満を持して自動車界に登場したが、ハインケル・キャビンスクーターの焼き直しに過ぎなかった。リアに単気筒198ccOHVエンジンを搭載、わずか10PSながら最高速度は90km/hを発揮した。

・ロータス ヨーロッパ
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・フィアット 500L
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・AC コブラ
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・VW カルマンギアカブリオレ
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・ポルシェ 356プリAコンチネンタル
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・ウィリス MB
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今年も2台揃って参加のウィリス。よく見るとサイレンに「OSAKA」と書いてあるのに今さら気づく。フロントウインドーを上げたときにしか見えないステンシルにも注目。

・ウィリス CJ3BM
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今年は車載機関銃を下ろしての登場となったウィリス。

・三菱 ジープ
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軍用車の匂いのしないジープ。1ナンバーに注目。

・トヨタ スプリンタートレノ
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名車、先代TE27の陰に隠れたTE37トレノ。雨でヘッドライトカバーが曇っているのはご愛嬌。

・トヨタ 2000GT
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希少車だが、あまりに普通に置いてある2000GT。このクルマが珍しく思えないイベント、それこそがこのCCRなのだ。

・トヨタ スポーツ800
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3色揃ったヨタハチ。特に黄色は珍しいが、当方地元の自動車工場で施工されたフルレストア車だった。

・トヨタ パブリカ800DX
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・トヨペット コロナ1500DX
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ボディ同色のホイールがまぶしいコロナ。すっかり薄くなったシングルナンバーは勲章だ。

・トヨタ クラウンスーパーサルーン
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適度に下げられた車高とホワイトレター、深リムが目立つクジラ。かすれたナンバープレートとは対照的にメッキとボディはよく磨きこまれていてとても美しく、やりすぎないコーデの見本だ。あえてのフェンダーミラーが分かっている証拠。

・ダイハツ CM8
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・マツダ T1500
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・日野 コンテッサ1300クーペ
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見れば見るほど魅力にあふれるコンテッサ。バイザー、コーナーポール、マーシャルのフォグライトと青いボディカラーから足元まで隙がない。これほどまでにカッコいいコンテッサは見たことがない。個人的にはグランプリをあげたい。

・バモス ホンダ4
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お祭り騒ぎのバモス。ドアが無く、乗員を守るのは転落防止バーのみという今では絶対に販売できない1台。フロントのスペアタイヤは衝突時の厚みを稼ぐためだったともいわれるが、確かに360ccに対応するため軽量化してあるはずで、衝突した時を考えると相当に怖い。

・トヨタ クラウンスーパーDX
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毎年赤灯を持参して参加する50系クラウン。今年はルーフ上に赤灯を載せるだけに飽き足らず、なんと室内助手席側に赤灯を載せるステーを装着して登場した。マシンXを意識したと思われるこの手法には正直やられた。実用にも耐えそうな造りだが、実用してもらっては困るのでコメントが難しい1台だ。



・特別展示 マツダMCS-7
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今年もプチオニオンレーシングが所有のレーシングカーを持ち込み。MCS-7は富士グラチャンで活躍した1台だ。3ローター20Bを搭載、ドライバーはロータリー使いの片山義美だ。

・BMW M3
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こちらもプチオニオンレーシング所有のM3。実際に欧州ツーリングカーレースに参戦した車両とのことだが、詳細は不明だ。

・新潟県警察 三菱GTOパトカー
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まだ現役だとは思わなかった高速隊GTOパトカー。2ケタナンバーとバー式散光灯からして、配備から優に10年は超えている。走行距離は確認できなかったが、ステアリング、シフトノブなど隊員が良く触れる箇所は既にボロボロで、老骨に鞭打って任務に励む姿に落涙を禁じ得ない。

・新潟県警察 ホンダCB1300P
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こちらも大人気だった白バイ。メーターの中央は違反車のスピードが表示されるので、スピード違反で速度を確認するときはここを見る。サイレン、マイクなど操作は全てグリップから手を離さずに行えるようになっており、冬季の取り締まりに備えてグリップヒーターも装備される。


・いすゞ TSD40ボンネットバス
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電気化学工業・青海工場所有のボンネットバスが今年も変わらぬ姿を見せてくれた。総輪駆動のトラックシャシーに北村製作所がボディを架装した1台だ。性懲りもなく今年も試乗したが、やはりうるさくて遅かった。常にアクセルはベタ踏みだ。今も稼動しているからか、調子はすこぶる良さそうだった。

・いすゞ BXD30ボンネットバス
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こちらも例年通り参加のBXD30。毎年のこととはいえ、ボンネットバスはやはり人気だ。日本自動車博物館所蔵の個体であるが博物館に年中展示されているわけではなく、各地のイベントに引っ張りだこのようだ。各地を引っ張りまわされるがゆえに故・岡本太郎氏の作品であるボディの絵はかなり傷んできてしまったようだ。



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今年の日本海大賞はこのプリンス・スカイライン1500DXが受賞した。お金で買えない「富」ナンバーと装備したとてもきれいな個体であった。嘘みたいな話だが、オーナー氏はこのイベントの帰り道、富山県内の北陸自動車道上で大型トラックの追突事故に遭われ、お亡くなりになってしまったようだ。心よりご冥福をお祈りしたい。
by gramman | 2015-09-14 22:33 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

第24回交通安全フェア 日本海クラシックカーレビュー糸魚川 Vol.1

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9月6日日曜日、晩夏の恒例行事となった全国からクルマ好きが集う旧車の祭典が今年も糸魚川で開催された。当日は曇り、前日の雨が何とかあがり、地面は若干のウェットコンディション、気温は20度前後と少し肌寒さを感じる天候であった。



到着した時は午前の部の一大行事、シーサイドパレードラン出発がちょうど始まる時間だった。参加車両をピックアップして紹介していこう。ちなみにシーサイドパレードランとは、糸魚川から親不知まで、国道と高速道路を経由して参加車両が連なって走るイベントだ。高速道路を走るので、これに参加できるのは特に調子の良いクルマに限られる。

・オフィシャル ディムラーSP250
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・いすゞ117クーペ
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・いすゞベレット1600GTR
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・三菱ギャランエステートV
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・スバル 1300Gスーパースポーツ
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・トヨタ スポーツ800
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・プリンス グロリアスーパーDX
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適度にイジられたタテグロ。やりすぎない仕上がりに好感が持てる。

・ダットサン トラック1200
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・アルピーヌ A110
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・サーブ モンテカルロ850
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オーナーの衣装にも気合の入ったサーブ。米国車とも英国車とも異なる独特の風情が魅力だ。

・フェラーリ 365GT 2+2
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英国車か?と思ってよく見たら跳ね馬の1台。日本で言うところの2by2だ。

・メルセデスベンツ 230SL
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・オースチン セブンカントリーマン
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・トライアンフ GT6Mk-Ⅱ
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これぞ「ブリティッシュ・グリーン」の1台。

・ロータス コルチナMkⅠSr1
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・アストンマーチン DB6
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元祖ボンドカー。紺色も珍しいボディカラーだ。



シーサイドパレードラン参加車両を見送り、軽食をつまんでいると小雨がぱらついてきた。しばらくすると傘が必要なほどの本降りとなり、この雨は結局イベント終了まで止む事はなかった。
by gramman | 2015-09-14 22:07 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

第23回日本海クラシックカーレビューin糸魚川2014

毎年恒例、糸魚川で催される初秋のクルマの祭典が今年もやってきた。第23回を数える日本海クラシックカーレビューだ。展示車両は例年と同じ200台だ。その中からいくつかピックアップしてみていこう。ちなみに天候は快晴で、最高気温は30度近くまで上がった。



・No.5 コニリオ(ホンダS800)
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初っ端からカルト級で恐縮だが、これは外国車ではなくれっきとした国産車だ。と言ってもこの状態で市販されていたわけではなく、要するにS800の車にFRP製ボディを載せた改造車である。S800は確かに精密機械のようなエンジンを搭載し、メカニカル面では非常に高性能を発揮したが一方で鋼製ボディはあまりに重く、それならばとS800のシャシーに別体のボディを載せてしまおうと画策するものは少なからずいたようだ。気になる方は同じコンセプトで開発されたマクランサ、カムイで検索してほしい。ちなみに「コニリオ」は「子ウサギ」の意である。



・No.12 三菱コルトギャランAⅡGS
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デビュー当時から大ヒットとなったコルトギャランに、ラリーの意匠を加えられて仕上げられた1台。「第12回日本アルペンラリー」の表示が見えるが、実際に出場した車種を模したものなのかは不明だ。現車は1970年式となっているが、本来丸目4灯は1971年のマイナーチェンジ後のモデルに限られる。



・No.18 ニッサンフェアレディ2000
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メッキ類が光り輝き、湘南ナンバーも輝かしい、非常に美しいフェアレディ。神奈川県からの参加だ。足元のハヤシホイールもよく決まっている。



・No.60 ロールスロイスシルバーゴースト
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今年も健在、1910年式のロールスロイスシルバーゴースト。相変わらずクラシカルなスタイルを維持し続けている。室内を見るとフロントガラス中央におそらくワンオフ品の箱が追加され、ナビが収まっているのが分かる。フルオリジナルで楽しむのではなく、クルマらしく走ることを優先していることに好感が持てる。外観にもおそらく現代的な部品が使われているのだろうが、違和感なく仕上げているのはさすがだ。



・No.99 フィアット500L
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おなじみのチンクェチェント。あまりに有名になりすぎたためフィアット500といえばこれをイメージする人が多いが、先代500が存在するため正式には「NUOVA 500」とされる(NUOVAは「新しい」の意)。ちなみに先代500とは直接的な後継車両ではない。本車は500Lであり、フロントバンパーに補強が施されたデラックス版である。本車の前には当時のチラシが置かれていた。西武鉄道系列の西武自動車販売の名入りであったが、イタリア車らしいオシャレなイラストが印象的だった。



・N0.101 プリンススカイライン2000GTA
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S50型スカイラインといえばGT-Bが最スポーツモデルとして広く知られるところであるが、ウェーバー製キャブレターの生産が追い付かず、やむを得ず性能を落としたGT-Aも存在した。本車はそのGT-Aである。1968年よりC10系スカイラインが登場するため、1967年式の本車は最晩年のモデルに当たる。



・No.102 ニッサンスカイライン1500ファミリーデラックス
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後付の角フォグ灯がいい味を出しているC10スカイライン。まさに昭和のマイカーといった風情だ。グレード名の「ファミリーデラックス」とは何ぞやと思うが、ファミリーデラックスが3速コラムシフト・ベンチシート、ツーリングデラックスが3速コラムシフト・セパレートシート、スポーティデラックスが4速フロアシフト・セパレートシートと細分化されているうちのグレードの1つに過ぎない。



・No.106 ニッサンスカイラインHT 2000GT-X
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これも綺麗なケンメリ2000GT-X。長岡市からの参加だ。GT-Rと違ってオーバーフェンダーが無い分サーフィンラインが際立っており、流麗なスタイリングを強調する。ケンメリにはワタナベも似合うが、このハヤシも絶妙にキマっている。



・No.109 ニッサンフェアレディZ432
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ニッサン車を語る上で外せないのがコレ、Z432。貴婦人にS20エンジンをぶち込むという男のロマンあふれる1台。リアから見た時の縦出しデュアルマフラーも強烈に印象に残る。



・N0.123 ウィリスCJ3B
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毎年参加のウィリスCJ-3B型。元々このCJ型は「シビリアン・ジープ」の略称であり軍用ではなかったが、後々このCJ型をベースに三菱ジープが作られるようになり、自衛隊にも納入されるようになっていった。本車は三菱ではなく正統なウィリス製であるCJ-3B型だ。車体中央にあるのはおそらく機関銃と思われる。もちろん模擬銃だ。

・N0.124 ウィリスMB
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前述のCJ-3Bよりさらに時代をさかのぼり第2次世界大戦真っ只中に誕生したのがウィリスMBだ。今日では一般名詞にまでなった「ジープ」の語源となった車両だ。戦時中の生産台数は36万1,339台とまさに桁違いである。こちらも車体中央に機関銃が据え付けてある。12.7mm重機関銃M2だと思われるが、ずっとカバーを被っており確認は出来なかった。ポップには「銃刀法に抵触しない」「本物そっくりの」など、これでもかと言わんばかりに実銃ではないことを強調していた。



・N0.130 ニッサンバイオレット1400GL
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適度に手が入れられた710バイオレット。車高が落とされ、社外ホイールもよく似合っている(名前を度忘れした、失礼!)。本車は複雑な曲面で構成されたファストバックスタイルで流麗なボディラインが特徴的であったが、510の角ばったスタイルとは対極的な立ち位置で販売は低迷、2代目バイオレットではコンセプトを全く変えて角ばったスタイルを採用する羽目となってしまった。



・No.132 ニッサングロリアスーパーデラックス
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個人的に好きな1台、230グロリア。このモデル以降セドリックと兄弟車(クルマの性格上姉妹車というべきか?)となり、歴代モデルで唯一クラウンに販売台数で買った(セド・グロ合計で)モデルだ。


・No.134 ニッサンセドリックバン
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オースチンA50ケンブリッジに代わって1960年に登場した初代セドリックの中で、62年に追加されたのがこのバンだ。リアゲートは電動昇降式のウインドウを下ろした後、下に開く。本車は8ナンバー車であり、特殊改造車であった。室内を見ても特に変わったところはなく疑問であったが、後に実は救急車として使用されていたものを自家用に使っているとの解説があった。わざわざ8ナンバーを維持し続けているのはコダワリなのか、それとも法令上出来ないのかは不明だ。



・No.135 ニッサンセドリック
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今度は初代セドリックのセダンが登場。前述のとおり60年登場の本車はまだまだアメ車の影響が強く、縦目ヘッドライト、垂直のテールフィンなどにその影響を見て取れる。貴重なシングルナンバーを維持し続ける1台だ。



・No.136 ニッサンセドリックデラックス
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初代セドリックの63年以後のモデルではフロントグリルに意匠変更が施され、オーソドックスな横丸目4灯に変わった。本車では後付でフォグランプが増設されているが、間延びしがちな横基調のグリルのいいアクセントになっている。



・No.139 ニッサンセドリックデラックス
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ルーフに赤灯を載せて西部警察仕様を再現した230セドリック。某自動車雑誌にも登場した長岡市の西部警察の劇用車を再現する団体とも関連があるようだ。室内に無線機はさすがに無く、銃痕もなかったのは残念だ。さらに欲を言えば横転シーンまで再現していれば完璧なのだが、自走できなくなると来年から参加資格を満たさなくなってしまうのでそこまでは期待しない。


・No.140 ニッサンローレルHT 2000SGX
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「ブタケツ」の愛称でお馴染みの2代目C130系ローレル。族車仕様の犠牲になる個体が多い中でノーマルを維持し続けている点は称賛に値する。ただフルノーマルではなく足元にハヤシを奢ってしまうあたりはこのクルマの宿命なのか。ローレルのハイライトはやっぱりリア、ということでリアのみのショット。



・No.146 いすゞベレット1600GTR
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ベレGのRと言えば白かオレンジと相場が決まっている中で珍しいゴールドの車体が輝く1台。ホイールのもゴールドでトータルコーディネートされている。サイドのブラックのストライプはボディを引き締める効果抜群だ。



・No.147 いすゞベレット1800GT
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隣のゴールドの1600GTRに負けじとブルーのボディを輝かせるベレット1800GT。ホイールはライトゴールドのお馴染みエイトスポークだが、フォグランプを水色に輝かせてボディカラーとトータルコーディネート。開いた三角窓も当時の雰囲気をビンビンに醸し出している。



・No.162 ダイハツ三輪
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ダイハツ・オート三輪と言えば多くの人がCM型を思い浮かべることと思うが、そのCM型のさらに前に存在したのがこのオート三輪SSR型だ。まだドアが無くバーハンドルの本車デザイン的にもこなれてなく、三輪車黎明期の時代の空気を語る生き証人である。このオバケ級のオート三輪が福島から糸魚川に来たということにも価値がある1台だ。



・No.189 トヨタ1600GT
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1967年に登場した本車は、設計思想として2000GTの弟分という位置付けだった。ボディは、3代目コロナ2ドアハードトップを補強、サスペンションやブレーキも強化された別物だ。コロGの名前で呼ばれることもあるが、コロナとは一線を画すクルマとして扱われる。搭乗時のイメージカラーである黄色いボディに当時モノの一桁ナンバーを維持し続ける1台だ。



・No.191 トヨタ2000GT
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もはや言わずと知れたトヨタの名車がこの2000GTだ。当時のトヨタの技術の粋を集めたボディと、ヤマハの技術の粋を集めたエンジンを積んだ本車は、現代にいたるまで名車の名をほしいままにしてきた。本来のホイールは写真右側の個体が装着するマグネシウムホイールであるが、本車が装着するワイヤーホイールも良く似合う。珍しいリトラクタブルを開けた状態での展示だった。



・No.198 トヨタクラウンデラックス
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某高速有鉛デラックス誌にすっかり毒されて目が行ってしまったクラウン。本当にこの会場に並べられたクルマはシングルナンバーが多い。



・特別展示車両 ニッサンR91CP
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今年の特別展示車両は日産自動車が保有するニッサン・R91CP。92年のデイトナ24時間耐久レースで総合優勝を果たし、史上初めて日本製のマシンが日本人ドライバーの手で優勝するという快挙を打ち立てた名車である。最高出力680ps、車重930kgとまさにモンスターマシンで、あの「日本一速い男」星野一義に「二度と乗りたくない」と言わしめた怪物である。毎年のプチユニオンレーシング所有の車両でないためエンジンパフォーマンスこそ無かったが、評論家によるトークショーが催されて盛況であった。



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最後に交通安全市内パレードに参加する車両を見送って帰宅した。毎年ボンネットバスの試乗ではこの市内パレードに参加する会が最も人気が高いということだが、この乗り心地が悪く騒音もうるさい車内に1時間もいるのはよほどのバスマニアでもなければ苦行に他ならないと思うのだが、今年もチケットは早々に無くなっていた。



ちなみに今年のグランプリは東京から参加のニッサン・オースチンA50ケンブリッジが選ばれたということだ。第23回にニッサン車が選ばれるのは偶然なのだろうかと思いつつ、写真を撮っていなかったことを悔やむ。
by gramman | 2014-09-08 23:38 | 自動車 | Trackback | Comments(0)

第22回日本海クラシックカーレビューin糸魚川

今年も糸魚川に夏の終わりを告げるあのイベントがやってきた。いまや北陸の旧車好きだけにとどまらず、日本中の旧車好きに認知されるほどのイベントになった日本海クラシックカーレビューだ。例年第一日曜日に開催されるが今年は第一日曜日が9月1日のためいろいろと不都合があったのだろう、9月8日の開催となった。

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今年のポスターとパンフレットのテーマはルノー・キャトルだ。



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9月初旬の悪天候をそのまま引きずり、当日も朝から傘が必要なほどの雨となった。それでも総勢200台のクラシックカーが全国から集結した。悪天候のせいだろうか、不参加のクルマが目立ったがそれでも170台ほどいたと思う。毎年お馴染みのクルマも見受けられた。参加車の中からいくつかピックアップしていこう。



・カローラスプリンター1200SL
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「藤色」とも言うべき薄紫色のボディカラーが綺麗な1台だ。香川県からの参加で今回のロングディスタンス賞を差し上げるべきクルマだ。右端に写るおじさんは隣のカローラのオーナーなのだが、ロータリーエンジンのカットモデルを持ち込みロータリーエンジンについて終日語っており、人だかりができていた。

・クラウンデラックス
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・ベレット1800GT
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・ギャランGTO 1700SL
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・セドリックデラックス
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赤灯を載せて気合十分の230セド。今話題の西部警察を意識していることは間違いない。赤灯はパトライト社製でもしかしたら当時モノかもしれない。

・ボルボ P1800E
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・フォード エスコート メキシコ MkⅠ
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今年も綺麗だったエスコートメキシコ。このイベントでしか見かけない希少車だ。

・MG ミジェット MkⅣ
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白抜きのサークルがレーシーなミジェット。英国車のお手本のような仕上がりだ。

・トライアンフ GT6 MkⅡ
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・ディムラー エムプレス DF306
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流れるようなボディラインが美しい1台。見た目の割に排気量は2950ccと控えめ。

・パンサー J72
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これは初めて見たパンサーJ72。この外観で1975年式であり、戦前の名車ジャガーSS100をリメイクした同社初の市販車であった。

・ロータス ヨーロッパ SrⅡ
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・オースチン セブン ルビー
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1936年式の英国車。フロントガラスはもとより、上も開く。

・サーブ 99
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スウェーデンのカーメーカー、サーブが送り出したステーションワゴン。どことなく東欧の雰囲気が漂う1台。

・マセラッティ メラクSS
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会場でもフェラーリと間違えられていた1台。確かに512BBなどとよく似ているが、実車を見るとフェラーリにしてはやけにズングリして見える。パンテーラをイメージしていくと、近い。

・アルピーヌ A110
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・シボレー カマロSS
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プログラムではメルセデス280Eカブリオレとなっていたが、同じオーナーが持ち込んだカマロSS。これはこれで見どころがたくさんあったが、いろいろと手が加えられショーカーの雰囲気が強かった。

・ポルシェ 356B
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・ウィリス MB
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長い無線アンテナが存在感を主張していたウィリス。走行時は前方にアンテナを傾けるようだ。

・ウィリス CJ3
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同じく無線アンテナの長いウィリス。車体中央に鎮座する長い棒のようなものはM2機関銃なのかどうか、幌を被っていたので確認できなかった。(本物かどうかは違う意味で確認できない)

・シェルビー コブラ427
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・セリカ 1600GTV
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旧車ではお馴染みのダルマセリカ。これほどモスグリーンの似合うクルマもそう多くない。グロスブラックのホイールもキマっている。

・カローラスプリンター 1100デラックス
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ここにもいた藤色のカローラ。「プラス100ccの余裕」、排気量がセールスポイントとなった時代の1100ccだ。

・スプリンタートレノ
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これもまたモスグリーンの似合う1台。おそらくHIDに交換されているであろうフロントライトのレンズカットが現代的だ。理由は分からないが27レビンはこういうアップデートが施された個体が多い。

・コロナ 1500
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通称「バリカンコロナ」。コロナを見てからバリカンを見て「コロナにソックリ!!」と言わないように。

・コロナ マークⅡ
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「ブルーサファイアメタリック」なるさわやかなカラーリングで登場のコロナマークⅡ。特徴的なフロントマスクに比べてリアはいたってフツウ。

・サニー 1200GL
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エントリー上はクラウンだったオーナーが持ち込んだ3代目サニー。2ドアはテールランプの形状から「ロケットサニー」と言われたが、4ドアセダンのテール周りはいうなれば「蜂の巣」だ。

・117クーペ
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ツライチのワイヤーホイールを履いた117クーペ。ジウジアーロデザインで国籍不明なボディにワイヤーホイールを履くとなおさら国籍不明。

・ベレット1800GT
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ライト周りがシンプルな前期型のベレG。隣のスバル1000のボンネットの開き方も気になる。

・フェアレディ 240ZG
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ロータスヨーロッパ並みにベッタベタの240ZG。定番のワタナベに引っ張り気味のタイヤ、縦出しデュアルマフラーと見どころ満載の1台。

・コスモスポーツ
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「宇宙船」、コスモスポーツ。車高が低いというより車体が薄い。ルーフのドラえもんはこの後、磔にされたまま交通安全市内パレードに出発した。無事帰還したかは未確認だ。

・T360
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ズラっと並んだT360。ポリバケツのような見慣れた青から珍しい白ボディと勢ぞろいだ。一番奥のT360だけナンバープレートが大きいのに気付いたあなたは立派。1台だけエンジンの大きいT500だ。

・NⅢ 360
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最近ホンダが意欲的に展開するNシリーズの元祖がこれだ。濃いブルーメタリックが非常に美しい1台。正直N-ONEよりも手に入れてからの妄想は広がりやすい。

・サンバーバン
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「信州銘菓 くるみ湯べし」の名が残るサンバーバン。右端にチラリと写るサンバーのサビ具合と比べても商用車にしては奇跡的なほど綺麗で、大事にされてきたことがうかがえる。

・シルビア
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クリスプカットと言われた、宝石のカットを思わせる大胆なボディラインが特徴の1台。商業的にはヒットしたとは言い難いが、日産自動車を語る上では欠かせない1台だ。

・T1500
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商業車であるがゆえに使い倒され、現存する個体が少ないマツダのオート三輪。アリイのオーナーズクラブでお馴染みのT2000に比べて荷台長が短い。現車は後方一方開きだが、三方開きの荷台もラインナップされていた。

・スカイライン GT
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オーバーフェンダーが無い分サーフィンラインが際立つC10スカイラインのGT。

・グランドグロリア
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希望ナンバーが普通のグロリアとは違うことを主張するグランドグロリア。スーパー6をベースに豪華装備が奢られ、皇室でも愛された由緒正しき1台だ。

・グロリア
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代用アメ車的扱いを受けることが多い本車において、純正ホイールにホワイトリボンを奢りノーマルの外観を維持する1台。左隣のタテグロはまさに代用アメ車的な扱いを受けていた。

・セドリック スペシャル
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特徴的な縦目2灯からオーソドックスな2灯式にマイナーチェンジを受けた後の初代セドリック。ハチマキグロリアもそうだが、この時代の高級車は荘厳さがそこはかとなく漂う。

・いすゞ BXD30型 ボンネットバス
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今年も参加していたBXD30。故・岡本太郎氏に描いてもらったというボディ表面の絵もさすがに劣化してきた。室内も残念ながら旧さが目立つ。

・いすゞ TSD40型 ボンネットバス
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これもお馴染みの電気化学工業青海工場所有の4WDボンネットバス。2枚目は過去10数年で初めてボンネットバス試乗で乗車した時の1枚。「原石山」と呼ばれる石灰石採取場への人員輸送に使用された登山専用車につきスーパーローギアードだったのが印象的だった。

会場の美山公園はかなり高台にあるのだがそこから下まで下り、また美山公園に向けて登るルートだったため登山専用車の醍醐味を存分に味わうことができた。リーフ・リジッドのダイレクトな乗り心地、隣との会話もし辛くなるほどのエンジン音、巡航速度20km/hの車窓からの景色等々貴重な体験が出来た。ドライバーは青海電化の社員だったが、ノンシンクロのためダブルクラッチを駆使してステアリングを握り乗客を運ぶ姿はまさに「操縦」と呼ぶにふさわしい。

・ローラT91 F3000無限
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フォーミュラの名門、ローラ・カーズが91年に国内F3000クラスに送り込んだフォーミュラマシンがこのローラT91だ。480psを9000rpmで発生させる無限製のエンジンを搭載する1台。今年もプチオニオンレーシングの協力によりエンジンパフォーマンスを見せてくれた。車体の各部に「LOLA」の文字が見える。タコメーターが天地逆に装着されている点に注意。

・クラウンパトロールカー
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・エクストレイルパトロールカー
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今年も糸魚川警察署からパトカーが2台参加。糸魚川警察署長を送迎してきたインプレッサアネシスの捜査用覆面パトカーも存在したが、サッサと帰ってしまったので撮りそこなった。




午前中は降ったりやんだりの天候だったが、午後の交通安全市内パレードの頃には晴れはなかったものの雨は上がっていた。「過去22回で交通安全市内パレードでは一度も降ったことがない」とパレード出発セレモニーのスピーチにあったが、そのあとは雨に見舞われることはなかった。
by gramman | 2013-09-10 23:27 | 自動車 | Trackback | Comments(0)