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クルマと模型バカによる終わりなき妄言の全記録


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陸上自衛隊高田駐屯地 創設65周年記念行事 (訓練展示)

陸上自衛隊高田駐屯地創設65周年記念行事は祝賀式典に引き続いて訓練展示へとプログラムは進んでいった。



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訓練展示最初の演目は第2普通科連隊、第5施設群選抜隊員の駐屯地ラッパ隊によるラッパ吹奏が披露された。自衛隊と旧軍時代それぞれの起床、食事、就寝等の際に吹奏されるラッパが演奏された。わずか10名ほどであったが遠くまでよく聞こえる音量であった。



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続いて最大の見せ場である模擬戦闘訓練が披露された。今回は会場右手側を敵部隊が不法に占拠したため、その敵勢力を排除し会場右手を奪還するという想定で行われた。今回の敵勢力は赤いダイヤマークを付けた87式偵察警戒車と96式装輪装甲車の2両の戦闘車両、数名の歩兵からなる部隊である。



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我の地域が不当に占拠されていることをCH-47Jが最初に発見し、状況を指揮官へ報告。CH-47Jの報告をもとに我の部隊は軽装甲機動車と偵察オートにより陸上から、UH-60JAにより航空偵察を実施し敵勢力を部隊指揮官へ報告。



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偵察の報告をもとにUH-60JAよりレンジャー隊員が潜入し、同時に攻撃を支援するため特科が後方へ展開。画像はトラックにけん引された155mmりゅう弾砲FH-70である。画像には写っていないが会場左手には普通科の所有する120mm迫撃砲RT、81mm迫撃砲L16、中距離多目的誘導弾が展開している。




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特科の支援のもと、敵車両を撃破すべく会場左手より10式戦車が進入。最新鋭戦車に相応しい機動性を観客に見せつけてくれた。その後敵車両に向けて主砲弾を発射。もちろん空砲であるが、10式戦車の空砲射撃を初めて見ることが出来た。74式戦車に比べると格段に音量が小さく、排煙も少ないのが印象的であった。昨年はスラローム射撃を披露してくれたようだが、今年は停止状態での射撃しか見れなかったのが残念だった。



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その後特科により攻撃準備射撃が実施され、敵陣地に設置された地雷原を処理すべく92式地雷原処理車が展開。10式戦車による支援のもと地雷原処理ロケットを発射(発射された想定)。これにより地雷原で封鎖された敵陣地への道が啓開された。



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UH-60JA搭載の12.7mm機関銃による支援も受けながら軽装甲機動車により移動した我の普通科部隊が敵陣地前に展開。特科による突撃支援射撃の援護を受け、最終弾弾着の合図と同時に普通科が突撃を開始する。



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普通科の突撃により敵戦闘車両、敵歩兵は排除され、会場右手の陣地は自衛隊により奪取された。普通科部隊はさらなる戦果拡張のため会場右手側へ展開していく・・・というところで状況終了となり、訓練展示は幕を閉じたのであった。この頃には会場を取り囲むように見学者があふれており、改めてこのイベントが市民に周知されていることを実感した次第であった。



装備品展示へつづく。
by gramman | 2015-04-20 23:25 | ミリタリー | Trackback | Comments(0)

陸上自衛隊高田駐屯地 創設65周年記念行事 (式典)

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毎年恒例、高田観桜会の最終日と言えば陸上自衛隊高田駐屯地の創設記念行事だ。天候は晴天、風も強くなくまさに自衛隊日和であった。

9時の開場と同時に会場入り。年々見学者が増えているような気がしながらなんとか一般観覧席に着席。10分後には会場に近い側の一般観覧席は一杯になってしまった。創設記念行事の知名度が上がり、自衛隊のイメージが向上するのは非常に喜ばしいのだが、一方で年々人が増えてしまって身動きがとりにくくなってしまうのは個人的には歓迎しがたい、誠に勝手な意見ではあるが。



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式典の開始は10時からであったが、9時45分頃から順次音楽隊を先頭に各部隊が会場へ進入。会場向かって左側が普通科部隊、右に施設科部隊、その右に整備中隊、さらに右端が即応予備自衛官部隊と並んでいる。



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各部隊が進入後、観閲部隊指揮官である第2普通科連隊長が臨場。その後執行者である第5施設群長兼駐屯地司令が入場し敬礼。



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国旗の入場後、1/2tトラックに搭乗し、観閲部隊指揮官同乗のもと執行者による部隊巡閲を実施された。執行者が通過するタイミングに合わせて隊員が敬礼をする様は実に壮観だ。搭乗する1/2tトラックは執行者搭乗時はもちろんハイビームだ。その後は駐屯地司令の開会の辞、国会議員の先生方、新潟県知事、上越市長の祝辞と続き、祝電が披露されて式次第は観閲行進へと進む。



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徒歩行進の先頭はやはり音楽隊。高田・新発田駐屯地合同音楽クラブだ。行進曲「大空」を吹奏しながらであったが、前日の市内パレード同様トランペットの高音が出ていなかった。

ここで曲が切り替わり、行進曲「陸軍分列行進曲」の吹奏のもと普通科部隊が行進を開始。他駐屯地では陸軍分列行進曲はおなじみだが、高田で聞いたのは初めてだ。行進は1/2tトラックに座乗した幕僚と普通科連隊長、本部管理中隊、1中隊、2中隊、この春入隊した新入隊員教育隊2個中隊と続く。



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徒歩行進に続き高田駐屯地所在部隊の車両行進へプログラムは進む。曲は「祝典ギャロップ」へと切り替わった。画像は軽装甲機動車(第2普通科連隊本部管理中隊)、中距離多目的誘導弾(第2普通科連隊本部管理中隊)、120mm迫撃砲RT(第2普通科連隊本部管理中隊)、野外炊具1号(第309施設中隊)、トラッククレーン(第353施設中隊)、緊急車両仕様の1/2tトラック(第102施設直接支援大隊第2直接支援中隊)である。実際にはより多くの車両が参加していたが今回はその中から選りすぐりで撮影した。

特に野外炊具1号(22改)は初めて見た装備で、従来の野外炊具と比して飛躍的に扱いが容易になっている。操作パネルがタッチ操作やタイマー設定に対応している点が非常に画期的である。従来はダイヤルにより燃料等を微調整する必要があり、熟練した隊員でなければ扱いが困難であった。タッチ操作により火力調整が容易になることで、3t半にけん引され走行している状態でも炊飯することが可能となっているようだ(無論万一のことを考えて公道を走行中は積極的に行われているわけではないようだが)。



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続いて他駐屯地からの応援部隊による車両行進が実施された。画像は79式対舟艇対戦車誘導弾(第12対戦車中隊、新町)、155mmりゅう弾砲FH-70(第12特科隊、宇都宮)、87式偵察警戒車(第12偵察隊、相馬原)、96式装輪装甲車(中央即応連隊、宇都宮)、92式地雷原処理車(所属不明)、10式戦車(第1戦車大隊、駒門)である。画像には映っていないが、UH-60JA(第12ヘリコプター隊、北宇都宮)とCH-47J(第12ヘリコプター隊、相馬原)が会場上空を飛行し空より観閲式に参加した。以上で式典は終了となり、引き続いて訓練展示となった。



訓練展示へつづく。
by gramman | 2015-04-20 22:44 | ミリタリー | Trackback | Comments(0)

高田城百万人観桜会 高田自衛隊パレード2015

陸上自衛隊高田駐屯地所属部隊による高田観桜会での市中パレードは、今年で3度目を迎えた。今年も天候に恵まれ、多くの人出となった。



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今年は桜にとっては不運な年であった。開花は4月2日、観桜会の始まる前日と例年よりも早かったが、晴れが少なく雨と風に揉まれることが多かった。気温が上がらないので桜の花は長持ちするかとも思われたが、18日のパレード当日には桜の花は思いのほか散ってしまっていたのは残念だった。とはいえ前年、前々年も桜は咲いていなかったので例年通りか。



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パレード開始は11時と予告されていたが、毎年混み合うので30分前に会場入り。参加車両は既に準備中であった。さすが自衛隊は段取りが早い。



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会場中央には例によって3t半トラックの荷台を使って簡易観閲台を設置。この3t半はフロントバンパーが少し前に出されており、フロントバンパー内にウインチを内蔵していることが分かる。



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パレード開始10分前には来賓が人員輸送車2号で到着、ただの真っ白な三菱・ローザだ。その5分後、駐屯地司令が業務車3号で会場入り。見学に詰めかけた市民に敬礼していた。この辺になってくると観客もかなり増えてくる。

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駐屯地司令が観閲台に登壇し、隊員2名が捧げ銃。観閲台左右に直立不動で控える。



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手持ちの時計で10時59分行進開始。先頭は音楽隊、高田・新発田駐屯地合同音楽クラブである。行進後、観閲台正面にてパレード終了まで演奏を実施。今年はトランペットの調子が悪かったようで、高音が出ていなかったのが気になった。



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部隊行進の前に国旗、市旗、今年開業した北陸新幹線の開業を祝う幟が1/2tトラックに載せられて入場。国旗の入場に際しては会場の観客にも起立を求められた。

市旗をトラックに搭載して行進させるというのはここ数年高田駐屯地創設記念行事でも見られるようになったが、10年ほど前には見られなかった光景だ。誰かが発案したのだろうが、郷土防衛の観点から言えば「自衛隊が郷土を守っている」という感覚が持て、良い試みだろう。



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会場アナウンスでは「防衛部隊」と紹介されていた第2普通科連隊が入場。旭日の隊旗、いわゆる日章旗は第2普通科連隊の隊旗であり、その前を行進するのが第2普通科連隊長と幕僚、携行火器は9mm機関けん銃である。

それに続くのが第1、第2中隊である。携行火器は先頭の中隊長が9mm機関けん銃、隊員は全て89式小銃である。当然であるが弾倉は抜かれており、実弾は装填されていない。地元メディアの報道を見ていると「実弾は装填しない状態で行進」などとわざわざ言われることがある。そもそも実弾を装填した部隊を市中パレードくらいの規模で動かすことなど出来るわけがないと思うのだが、一部のバカに向けてわざわざそのような報道をしなければならない現状を嘆く。



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徒歩行進は普通科のみで、続いて車両行進となる。先頭はお馴染みの82式指揮通信車、次が軽装甲機動車だ。82式指揮通は本部管理中隊所属、軽装甲機動車は全て第3中隊所属であった。

とくに軽装甲機動車は数が多く、昨年よりさらに増えた印象だ。専門雑誌等では軽装甲機動車が全国の普通科部隊で激増とも報じられているが、高田も例外ではないようで積極的に導入されているようだ。昔から装甲車と名のつくものはあるが、とても普通科隊員を十分に輸送できるだけの数量が整うことはなく、また防衛上重要な部隊に優先して配備されている。普通科隊員の移動の足と言えば非装甲の3t半トラック、または高機動車ばかりであったところに軽装甲機動車の配備が進み、隊員としては実に頼もしいことだろう。



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続いて会場アナウンスでは「災害派遣部隊」として紹介された施設隊が入場。先頭は1/2tトラックと、エンジ色の旗が第5施設群の隊旗である。ちなみに第5施設群長は駐屯地司令を兼ねているので観閲台に登壇している。

その次が偵察オート2台だ。一昔前は空冷エンジンのホンダのXLR250Rであったが、最近は更新が進んで水冷エンジンのカワサキ・KLX250に変わっている。画像に写る偵察オートもKLXだ。所属は不明であるが、「災害派遣部隊」として紹介されているだけで、普通科の所属かもしれない。昨年のパレードでは参加していなかったように記憶している。

続いて第5施設群本部管理中隊所属の1t半救急車が入場。救急車とはいえ野戦救急車なので医療用の設備はなく、機能としては「担架を積める」程度のものに過ぎない。この1t半は高機動車の足回りを流用した新型である点にも注目。余談であるが車体側面の赤十字は法律で使用が制限されており、むやみに使うと法律違反で罰せられる。1t半を再現した模型等では赤十字が描かれず白抜きになっているだけのものもある。



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続いて3t半トラックが3台入場。先頭から渡河ボート、野外炊具1号、1t水タンクトレーラをけん引している。所属は第308施設中隊、第309施設中隊、第310施設中隊だ。



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市中パレードには今年初参加のグレーダ。土木作業、除雪作業に使われる装備だ。ベースは三菱重工製のモーターグレーダで、民生品がモデルチェンジすると自衛隊に納入される装備もそれに準じて変わるのでいくつか仕様があるようだ。所属の表記はなかったが第353施設中隊だと推測される。



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続いて第307施設器材中隊の81式自走架柱橋が入場。施設隊ならではの装備で、1両で10m、最大60mの橋を架けられる装備だ。高田でもおなじみの装備であったが、老朽化が進み07式機動支援橋に更新が進んでいる。

第12後方支援隊第2整備中隊第1普通科直接支援小隊所属の3t半トラックが入場。荷台には通常の幌に変えてシェルターが搭載されており、整備に必要な機材一式が搭載されている。このシェルターを固定できるようアオリには留め具が追加されており、シェルターはこの留め具を持つ3t半でないと搭載できない。

最後が第12後方支援隊第2整備中隊第1普通科直接支援小隊所属の重レッカである。74式特大型トラックをベースにクレーンを搭載、最大懸吊能力は10tで行動不能になった3t半トラックをけん引したり、エンジンを吊り上げたりすることができる。



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以上で行進が終了となり、両脇に控える隊員が再び捧げ銃で退場。



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駐屯地司令が業務者3号で退場。乗車と同時にハイビーム点灯で会場を後にした。後方に少し写っているのが入場時にも登場した人員輸送車2号だ。この後音楽隊が演奏とともに徒歩で退場し、市中パレードはつつがなく終了した。
by gramman | 2015-04-18 19:51 | ミリタリー | Trackback | Comments(0)

アオシマ・陸上自衛隊 73式特大型セミトレーラー"74式戦車付属"

新年最初の模型製作はアオシマ1/72スケールの73式特大型セミトレーラだ。73式特大型セミトレーラは陸上自衛隊の有する輸送車両で、他国では「タンクトランスポーター」などと呼ばれる主として戦車輸送に供される車両である。読みは「とくだいがた」ではなく「とくおおがた」なので注意が必要だ。

トラクタ部は全て三菱製の6×6の総輪駆動車、トレーラ部は東急車輛製の3軸低床トレーラである。トラクタ、トレーラ共に民生品を流用しており、ベース車両がモデルチェンジすると納入させる装備も若干仕様変更される。

全長11.32m、全幅:3.29m、全高:3.15m、トラクタとトレーラを合わせた自重は17,820kg、最大積載量は40,000kgとかなり大型の車両だ。牽引時の最高速度は60km/hとされるが、総重量が最大で57tにもなる車体を60km/hで走らせるのは果たして現実的なのだろうかと疑問に思ってしまう。

最大積載量が40tであるため74式戦車以下すべての装備が積載可能であるが、唯一90式戦車は重量が50tとかさばるため、車体部と砲塔部を2台の特大型セミトレーラで運搬する、あるいは一体で輸送できる専用の特大型運搬車を使用する。これにより90式戦車の配備される方面隊の輸送隊には特大型運搬車が少数配備されているが、自重はさらに約3t重く、トレーラは4軸となっており只者ではないオーラが漂う。

10式戦車は重量が約44tで最大積載量からオーバーしてしまうが、各地で73式セミトレーラに積載される光景が目撃されており、4t分軽量化して積載していると推察される。ちなみに施設隊の重機や軽量の装甲車等の輸送には最大積載量20000kgの中型セミトレーラが供され、これは特殊車両の制限を定めた車両制限令の範囲内なので日中でも輸送が可能だ。73式セミトレーラは全幅、総重量などの点で車両制限令で規制される。



少し脱線したが、そんな後方支援の車両をアオシマが立体化。今回はSP仕様としてピットロードの同スケール74式戦車が付属する。メーカーの垣根を越えてタッグを組んだ形だ。


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積載状態ではこうなる。1/72スケールでも全長が約240mmとかなり長大なキットになる。既にリリースされている航空自衛隊PAC-3よりも長い。

全体の塗装はタミヤアクリルカラーXF-74 OD色(陸上自衛隊)で筆塗り。同スケールの陸自3トン半トラックと同じだ。シャシー部は本来はツヤありの黒だが、小スケールでは浮いて見えるのでセミグロスブラックとした。基本的な塗装、組み上げ共に何の問題もなく実に順調に進んだ。

所属はデフォルトで付属する第301輸送隊とした。これは朝霞駐屯地に所在する東部方面輸送隊隷下の部隊で、第1師団、第12旅団隷下の各輸送隊等で対処できない任務への支援を実施する部隊だ。平たく言えば東部方面隊における輸送のエキスパートというわけだ。例によって各部隊を再現できる細かなデカールも付属するので思い入れのある部隊もお手軽に再現できる。



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トラクタ部は塗装が違うだけで基本的にPAC-3牽引機と同じだ。キャブチルト機構もある。唯一の違いはキャビン上部に設置された青色の灯火だ。前述の通りこの車両は車両制限令に抵触してしまうため、走行時は青色の灯火を点灯させて先導車を随伴させる必要があり、青色の灯火を装備することが法令上必須となっているためだ。灯火はキャビンに直付けではなく専用のステーを介して据え置かれている。灯火用のクリアーパーツが用意されるのが細やかな配慮だ。

キャビン内部は本来細かな塗り分けが指定されているが、手を抜いてセミグロスブラックで塗装してしまった。完成後もそれほど違和感はないので良しとしよう。



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トレーラ部のグースネックには幕が張られているが、これはキットでは再現されていないのでキットの包装ビニールを貼った。他の作例ではティッシュペーパーに木工用ボンドをしみこませたお馴染みの方法がとられているものもあったが、厚みが増す上なにより面倒なのでビニールを切って貼っただけのお手軽な方法を採用した。接着と塗装には気を遣うが材料なら山ほどあり、いくらでもやり直しが効く点ではいい方法だったと言えよう。更に凝る人は内部に収められた輪止めなどを再現するのも良い。



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トレーラ部は前述のように民生品を流用しているため、納入時期によってテールライトが丸型のものもあり、車体側面など詳細が異なる個体が様々存在している。今回再現されている角テールのものは比較的新しい。

車両が積載される面の両端には白線が引かれている。先に白を塗ったうえでマスキングしてOD色に塗るという方法をとったが、これが正解だったようだ。個体によっては中央部にも白線が引かれているものがあるので、腕に覚えのある方は挑戦してみよう。今回は腕に覚えがなかったので挑戦しなかった。

積載用のローディングランプも再現されている。使用しない場合は中央部に並べて置くというのが定番のようだ。ちなみに積載時には戦車の車底部に敷く台枠のようなものを使用する。いうなれば「木」なのだが、それを再現してみるのも面白いだろう。74式と10式ではその枠の形状も異なる。



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今回「荷物」としてセットされたピットロード製74式戦車であるが、なかなかに泣かされるキットであった。ランナーのゲート部が太い割に繊細なパーツが多く、アオシマの最新キットを組んだ後ではなおさらに手間に感じてしまった。細かいパーツが再現されている甲斐もあって仕上がりはそれなりに繊細になる。最後の最後、ゴム製履帯の取り扱いにも泣かされたが・・・。

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これまでの画像では砲塔を真後ろに回した形で積載していたが、長距離の輸送時はこの位置で車体後部のトラベリングロックを用いて固定するのが正解だ。しかし残念ながらキットではトラベリングロックがモールドされているだけなので、再現にはパーツの自作が必要になる。本来長距離の輸送時はトラベリングロックで砲身を固定の上、トレーラ部と車体をチェーンロックを用いてガッチリ固定するのでこれも腕に覚えのある方は挑戦してみよう。駐屯地から演習場への移動などのごく短距離では作例のような形での輸送もありうるので間違いではない、と自己弁護しておこう。



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積載の様子を妄想するのも手軽にできる。ただ実際はトレーラに乗り上げる前に74式の車高を最大高にした上で進入、中央で停止して車高を最低高にするというのが正解だ。しかし模型で姿勢制御を再現するのは大変なので我慢する。


実際の積載の様子を貼っておくので時間のある方は勉強してみよう。



ちなみにこの73式特大型セミトレーラ、それほど目にする機会の多くない装備である。何せ戦車の輸送そのものがそれほど機会のないことであるがゆえに仕方ないのだが、偶然目にすることが出来れば有難く観覧させてもらおう。これから春にかけて駐屯地祭の増える時期になれば、普段よりは見かける機会が増えるかもしれない。
by gramman | 2015-01-07 11:07 | 模型 | Trackback | Comments(0)

アオシマ・陸上自衛隊 3 1/2tトラック「3トン半 新型」災害派遣Ver(給水、炊事車付き)

順調にラインナップを続けるアオシマの1/72スケールのミリタリーモデルキットシリーズであるが、お馴染みの車両が次々とモデル化されるのはありがたい限り。旧型の3トン半に続き、新型の3トン半も立体化されている。今回は新型3トン半の中でも給水車、炊事車がセットされたバージョンを製作した。ちなみにこれは限定商品というわけでなく、いつでも入手できる。



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主役の新型3トン半から見ていこう。1999年から配備された新型はキャビンの形状が変更され、エンジンの出力を増強、変速機を6速オートマチックへ統一(教習仕様等一部車両については引き続きMT車が納入)し、変速機のギア比率を変更し最高速度の上昇がはかられている。最大積載量こそ路外3500kg、路上6000kgと変わりないが、出力は285PS、最高速度は105kh/hへ向上している。本モデルは2000年初頭頃より納入された速度表示灯を装備しないSKW-476型を再現していると思われ、新型の中期型と言える。

モデル自体のシャシーと荷台部分は旧型と全く同じパーツを再現しており、手順は全く同じだ。実車ではシャシー部にも若干の差異があると思われるが、1/72スケール、まして車体の裏側ならそんなにこだわる必要も無かろう。実車にこだわるなら好きに改造しても良いのがプラモデルというものだ。キャビンのサイドミラーも旧型のキットと同じパーツを使用するが、厳密には新型のサイドミラーステーは旧型とは異なるので、ここもこだわる方は手を入れてほしい。

今回も塗装はシャシー以外筆塗りを敢行した。お馴染みのタミヤアクリルカラーXF-74OD色(陸上自衛隊)で車体部を塗装、タイヤはXF-85ラバーブラックだ。旧型はホイールがOD色であったが、新型はホイールがセミグロスブラックの個体しか見受けられなかったのでそのように塗り分けた。

所属は前作第2普通科連隊と同じ駐屯地に所在する第309施設隊とした。



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例によって幌は脱着が可能。荷台の座席部分も展開状態と収納状態が選択できる。座席と言ってもただの木の板なのでここに長時間乗車することになる隊員の苦労は察するに余りある。



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新型と旧型を並べてみたところ。時代の流れと言うべきか、デザインは全く違う。やはり丸目のほうが軍用車らしい無骨さが表れているような気がする。新型も登場から14年経ち、旧型3トン半を見かける機会も減ってきたのが寂しい限りだ。



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キットの「おまけ」部分がこの野外炊具1号だ。どこからどう見ても野外炊具1号に相違ないのだが、公式にはなぜか「炊事車」としか記載されていないが、これは「大人の事情」なのだろうか。

野外炊具1号は需品科の装備で、野戦用調理器具の総称である。屋外で大量の調理を行うことができ、野外演習だけでなく、災害派遣にもその能力を発揮する。自走する能力はなく、移動にはけん引できる車両(重量的に3トン半以上の大型車両)が必須だ。

主な調理器具は6基の釜で1基あたり100名分の炊飯が可能で、すなわち600名の米飯が調理可能。汁物であれば1基あたり250名分、最大1500名分が調理可能だ。つまり「炊く」「煮る」ことができ、ほかに「揚げる」使い方もできるが「焼く」ことに関しては全く不得意であり、1台で主食から副菜までまかなうということはできない。演習等では米飯を炊き、または汁物を温め、戦闘糧食1型あるいは2型を湯煎して喫食することが多いようだ。

車体中央に突き出ている筒状のものは野菜の皮むき器と野菜類の裁断に供するカッターである。動力には小型のガソリンエンジンを使用している。

この野外炊具1号は釜のバーナーの取り扱いに熟練を要し、点火時には灯油にガソリンを混合させる必要がある。火力の調節も難しく、この点も副菜の調理を困難にしている。この点を改良し、自動着火式のバーナーを採用した野外炊具1号(改)が2004年度より調達されている。バーナー操作部の形状が違うので、見分けるのは容易だ。さらに使い勝手を向上させた野外炊具1号(22改)の調達も始まっており、フルモデルチェンジされることなく実に息の長い装備と言える。



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「おまけ」の2つ目が公式には「給水車」と表記される1t水タンクトレーラだ。名前の通り水を輸送するための装備で、こちらも3トン半トラック等の大型車でけん引される。容量は名前のとおり1000kg、すなわち1000Lである。車体左右の銘板の貼られた箱の中に蛇口が3つずつ、合計で6か所装備される。

キットでは角形のテールランプとウインカーが採用されているが、旧モデルではポーターテールを装備した個体も存在する。性能に違いはなく、調達年度によって若干デザインの変更があるだけのようだ。



野外炊具1号、1t水タンクトレーラともに塗装はアクリルカラーXF-74OD色を筆塗り、それぞれに色差しをしてあげて完成だ。所属は野外炊具1号は3トン半の所属に合わせて第309施設隊としたが、1t水タンクトレーラのほうは完成済みの旧型3トン半に合わせて第2普通科連隊本部管理中隊とした。画像でも1t水タンクトレーラをけん引しているのは旧型のほうなのだが、お気づき頂けたであろうか。



ちなみに「災害派遣Ver」と銘打っている通り、災害派遣の横断幕が再現できるよう、幌に貼る仕様になっている「災害派遣」と書かれた白地のデカールが用意されるので、再現したい方は貼ってみてほしい。貼る際はいったん薄いプラ板に貼ってから荷台に取り付けたほうが実車に近い。
by gramman | 2014-11-02 23:20 | 模型 | Trackback | Comments(0)

アオシマ・陸上自衛隊 3 1/2t 燃料タンク車

前回紹介したアオシマの3トン半のバージョン違いが今回紹介する3 1/2t燃料タンク車だ。実車も3トン半トラックをベースにしており、キャビン、シャシーは共通で性能諸元は同じだ。



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3 1/2t燃料タンク車は普通科や特科、機甲科や後方支援連隊などに配備され、野外における燃料補給に使用される。戦車、装甲車などのいわゆる陸上装備への燃料補給に供され、航空機への燃料補給には3 1/2t航空用燃料タンク車が使用される。舗装路における最大積載量は5100kgである。



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タンク内部は仕切り板で2室に分かれているようで、車体後部には白色の「混載看板」が装備される。これはどの部屋にどの燃料が積載されているかを掲示するもので、法令で定められているものである。また車両前後の「危」マークも公道を走るタンクローリーにはおなじみのもので、こちらも公道を走る以上自衛隊の車両にも例外はない。



実車同様、本モデルもキャビンとシャシーは全く同じパーツを使う。タンク部分用に新規のランナーが用意されているので今回は素直にそちらを使う。こうして派生車両がラインナップされると、もともと発展性を考えたパーツ配置になっていることがよく分かる。

塗装は前回同様XF-74OD色(陸上自衛隊)を基本に、キャビンの幌部分はXF-51カーキドラブで塗装。あとは細部を色射ししてやれば完成だ。タイヤ部分はセオリー通りXF-85ラバーブラックで塗装したが、つや消しの黒なら何でもいいだろう。

所属は付属デカールに用意されていた「朝支」を選択。「朝」なので朝霞かと思いきや関東補給処隷下、茨城の朝日分屯地、朝日燃料支処の略称だ。主に第1師団の部隊に対する燃料の保管、補給及び整備を担任するというなんともマニアックな分屯地だが、運用上は無くてはならない部隊だ。今回も好きな部隊名をユーザーが選べるよう数字と漢字のデカールが付属するので思い入れのある部隊を再現してみてほしい。



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前作の3トン半と並べてみよう。リア周りの造形が全く違う点に注意して見てもらいたい。こうして見ると、やはり3トン半と言えば旧型のほうが格好いい。
by gramman | 2014-10-06 22:49 | 模型 | Trackback | Comments(0)

アオシマ・陸上自衛隊 73式大型トラック「3トン半」

全国の陸自部隊に配備されもっとも国民の目にする機会の多い自衛隊車両と言えば、73式大型トラックであろう。全身OD色で大型の車体、荷台に幌という特徴的な見た目はこれぞ自衛隊と言って差し支えない。

73式大型トラックは、人員及び物資輸送などに用いられる汎用キャブオーバートラックで、陸上自衛隊の部隊では全ての職種部隊に配備されている車両である。隊内では「3t半(さんとんはん)」や「カーゴ」とも通称される。制式採用は名前の通り1973年であるが、途中改良を繰り返しており2001年度以降の納入車からは「3 1/2tトラック」に変更された。ちなみに「3 1/2t」とは3500kgのことで、悪路走行時や慎重な取り扱いを要する物品などを扱う場合の標準積載量である。路上走行時はこれとは別に最大積載量として6000kgが設定される。



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そんな3トン半をアオシマが1/72スケールで立体化。形式としては1987年以降に配備のSKW-462、463、464のいずれかを再現していると思われる(SKW-462は87年から89年、SKW-463は90年から94年、SKW-464は95年から2000年までのモデル。それぞれの変更点はエンジン性能であり、外観に変更はない)。

塗装は車体をタミヤアクリルカラーXF-74 OD色(陸上自衛隊)、幌をXF-51 カーキドラブで筆塗り。調色せずに全部塗ってしまった。ヘッドライト、フォグライトはクリアーパーツが用意されるので車体を塗った後から取り付ける。気になったのは側面のオレンジと赤の反射鏡で、キットではサイドバンパーにモールドが彫られているが、資料を見るとアオリに反射鏡が取り付けられているケースが圧倒的に多くとまどった。今回はとりあえずモールドを信じて塗装したが、気になる人はモールドを彫りなおしてもいいかもしれない。

所属は馴染みの深い第2普通科連隊本部管理中隊とした。デカールには「普教-本」、普通科教導連隊本部管理中隊のものがデフォルトで用意されるが、全国の部隊を再現できるようデカールが付属するのでいろいろと再現してほしい。



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荷台の幌は脱着が可能。幌を装着しない状態でも再現度が高い点に注目。荷台の椅子は展開状態に組んだが、収納状態でも組むことが出来る。残念ながら可動はしない。また、キャビンの幌はキャビンと一体成型なので外した状態で再現するには加工が必要だ。



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幌の窓部分にはクリアーパーツが用意されないので、窓の再現としてセロハンテープを切り出して貼っておいた。たかがセロハンテープではあるが経年劣化も少ないようだし、凹凸への追従性も良く、別途接着剤を用意する必要もないのでお手軽でおススメだ。



この3トン半はバリエーションの車種が多いことも特徴で、既にアオシマからは同スケールで燃料タンク車と航空用燃料タンク車が用意されている。他にもバリエーションがあるが、81式短SAM搭載車、生物偵察車などはキャビンが鋼製の屋根なので同じパーツで再現は出来ないので期待できないが、せっかく出来のいいキットであるので、実車同様今後のバリエーションを期待したいところだ。
by gramman | 2014-10-02 22:56 | 模型 | Trackback | Comments(0)

アオシマ・航空自衛隊 パトリオット PAC3発射機

アオシマが意欲的に展開する1/72スケールの自衛隊装備の最新作が航空自衛隊PAC-3だ。発射装置自体のモデル化は初めてではないが、1/72スケールで、しかも牽引車もモデル化されるのは史上初の快挙だ。



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2009年の北朝鮮飛翔体に対処するための出動によって一躍有名になったPAC-3であるが、本来は「パトリオット」の名前が付された米レイセオン社がMIM-14 ナイキ・ハーキュリーズの後継としてアメリカ陸軍向けに開発した広域防空用の地対空ミサイルシステムである。その中でも特に弾道ミサイルのターミナル防衛を担う存在として改良されたパトリオットを「PAC-3」と呼ぶのである。

弾道ミサイル迎撃用のPAC-3については、米国において弾道ミサイル防衛対応のPAC-3弾が開発を完了した後、日本では日本版弾道ミサイル防衛の1つとして、2007年3月30日に埼玉県の航空自衛隊入間基地に所在する第1高射群第4高射隊に最初に配備された。発射機自体はM902の制式名が付されているとおり、航空自衛隊で運用されているものも日本の法規に対応した灯火類を備える以外は、米国仕様に準じていると推定される。



アオシマでは、そんなPAC-3を立体化。1/72スケールという小サイズながら、箱を開けた時のボリューム感はなかなかだ。全部組み上げると牽引車と発射機を合わせて全長は約225mmと、1/35スケールの90式戦車の車体とほぼ同じという迫力あるモデルに仕上がる。1/35スケールでの再現を、とのリクエストもあろうが、スケールが倍になると単純に全長は約450mmとなり、1/350戦艦大和にも匹敵するくらいのビッグキットになる。おそらく値段は倍では済まないだろうし、展示にも困るのでこのスケールが良い、と勝手に納得した。



航空自衛隊の装備品の塗色というのはなかなか厄介で、光の加減によって全く違う色に見えたりするのがモデラー泣かせだ。資料を見ても画像のホワイトバランスや光の当たる部分や影の部分で色がそれぞれ違うので、なんとなく似た色を塗ることにした。今回選んだのはタミヤアクリルカラーのXF-67 NATOグリーンだ。塗ってみるとこれがイメージにぴったりで、調色せずに全部塗ってしまった。ミサイルの収まる箱、すなわち「キャニスター」は米国からそのまま輸入されるため航空自衛隊の塗色が施されておらず、色調が違うとの指摘があったため、似た色としてこれもタミヤアクリルカラーXF-13 濃緑色で塗った。これも違和感なく仕上がった。

発射台のジャッキの裏部分は航空自衛隊観閲式では真っ黒に塗られている状態であったが、通常は設置する面が地面と擦れるためサビが浮きやすく、資料でも周囲がさび付いた状態がよく見受けられるのでその状態を再現した。くリアルではないにせよなんとなくサビの表現が出来たので、これはこれで満足している。ちなみに塗装は全て筆塗りで実施。筆ムラになる部分はあるが、それは経年劣化による色落ち、汚れ等と割り切ってしまおう。



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発射機とともに、いや発射機以上に話題になったのが牽引車の立体化であった。ボディ自体はベースとなっている三菱ふそう・スーパーグレートであるが、悪路走破性を高めるため総輪駆動のシャシーを採用しており、民生品に比べて車高が格段に高い点が特徴で、キャブ後方のリアフェンダー部分なども民生品では見かけないタイプだ。

デフォルトで付属するデカールは浜松基地の高射教導隊所属の仕様であるが、数字と部隊名に使われやすい漢字が付属するので自由に組み合わせて好きな所属に変更できる。個人的に思い入れがあったので、「入基」「4高」、つまり入間基地第1高射群隷下の第4高射隊所属とした。

ちなみにボーナスパーツとして民生品のスーパーグレートが再現できるよう、通常タイプのフロントバンパーと、クリアータイプのヘッドライトが付属する。シャシー部分は全く違うので単に差し替えすれば民生仕様になるわけではないが、腕に覚えのある方は民生品の再現にも挑戦してほしい。



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発射機本体のジャッキ部分は左右一体で差し替え可能となっており、差し替えることによって簡単に発射状態を再現できる。より大きいスケールなら可動も検討されたのだろうが、1/72では強度に不安が残るので潔く差し替え仕様としたようだ。側面のアンテナパーツも差し替えが出来、それぞれ選択することによって起立状態での固定もラクラクできる。無論キャニスターは360度回転が可能。

キャニスターは最大4基搭載が可能で、キットにも4基付属してくる。しかしながら2009年に実弾を搭載して展開したPAC-3を見るとキャニスターは2基というのが多かったので、資料に即して2基の搭載にとどめた。決して面倒だったからではない。ちなみに模擬弾であるところの「INERT」表記のデカールは付属していないので訓練仕様を再現するには自分で作るしかない。(「INERT」のデカールを封入しないことについて担当者は「なんとなく萎えるので」と説明していた)

発射機のアクスル部分は可動状態に組むことが出来るのでジオラマなどで悪路を移動する光景を再現するにも都合が良さそうだ。タイヤは全てシングルタイヤとなっている。

余談であるが、車体各所に取り付けられた○に「火」の字の標識は、「火薬類の運搬に関する内閣府令」で定められた標識で、弾薬や火薬類を輸送する際には車体の前後左右に取り付けなければならないとされている。これは自衛隊のみならず民間企業、米軍でも例外はなく、街で見かけたら、「弾薬を積んでいるんだな」と思ってもらって間違いない。平時においてこれを装着せずに実弾を輸送することはないので、また北朝鮮の飛翔体発射事案などにPAC-3が駆り出されるようなことがあれば注意して見てもらいたい。



1/72スケールという手を出しやすい大きさで、細かいところを気にせず組めるという点ではおすすめのキットである。アオシマの同シリーズの動向に今後も注目していきたい。
by gramman | 2014-09-27 19:38 | 模型 | Trackback | Comments(0)

タミヤ・陸上自衛隊 10式戦車

90式戦車以来、20年ぶりとなる陸上自衛隊の新型戦車が10式戦車だ。そんな機密に守られた新鋭戦車がタミヤから製品化された。部隊配備が始まって間もない時期に10式戦車を立体化するタミヤの英断に限りない賛辞を送りたい。入手したのは発売間もない頃であったが、紆余曲折を経てようやく完成させた。結局買ってから1年の月日が流れてしまった。



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各方面で話題となったので改めて説明するまでもないが、10式戦車は陸上自衛隊の誇る最新鋭の装軌式の戦闘車両で、2009年に制式化された。製作はお馴染み三菱重工業だ。戦車の基本的な性能である火力・防護力・機動力などの性能は90式戦車と同等かそれ以上を目標として開発され、量産車はこれらの基準を達成したものと考えられる。乗員は車長、砲手、操縦士の3名。90式に引き続いて装填手はおらず、すなわち自動装填装置を採用していることが分かる。



これまでの自衛隊戦車にない特徴として、C4Iシステムの採用がある。C4IシステムとはCommand Control Communication Computer Intelligence systemの略称であり、要するに10式戦車同士が相互に情報を伝達し、敵や味方に関する情報の共有や指揮統制も可能になるということだ。これまでは無線による通信が主であったことを比べれば、このシステムは革新的だ。さらに陸自の基幹連隊指揮統制システムと一体に運用すれば普通科、特科、航空科との連携もスムーズになり、様々な作戦が立てやすくなる。余談だがこのような高度な電算制御機器が車内にあるため、空調が標準装備されているらしい。



主砲には純国産44口径120mm滑腔砲を装備(陸自戦車への国産の戦車砲の搭載は戦後初)、弾薬も10式120mm装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)が新開発された。前述のように自動装填装置が採用されているが、これはある程度の仰俯角がかかっていても砲弾が装填可能だと言われている。副武装に主砲同軸74式車載7.62mm機関銃、車長ハッチに12.7mm重機関銃M2を装備している。



装甲には複合装甲を採用。防御力を向上させながら重量を軽減させているらしいが、戦車の最重要項目であるため詳細は公開されていない。試作段階から10式戦車はモジュール式装甲を採用していると言われ、必要に応じて装甲の脱着が可能と言われている。



エンジンは水冷4サイクルV型8気筒ディーゼル、出力は1,200ps/2,300rpm。出力重量比は約27ps/tである。変速機は油圧機械式無段階自動変速操向機を採用、言ってみれば自動車のCVTのようなもので、より効率の良い出力の伝達と、滑らかな加速が得られている。最高速度は約70km/hとされており、特筆すべきは前進はもちろん後進でも70km/hで走行できる点だ。後進時に70km/hが出せる車両は、数ある陸自の車両でも唯一10式だけと言っていい。足回りにはアクティブサスペンションを採用。路面の起伏に左右されず、主砲を安定させることに一役買っている。



重量は約44t。さすがに74式の38tよりは重いが、90式の50tに比べれば飛躍的に軽量化が図られている
。90式では戦略機動性に難ありと言われ、その最大のネックは重量であった。全国の国道における橋梁通過率は90式は約65%ともいわれ、移動に際して綿密な輸送ルートの計画が必要であった。また、50tという巨体は陸自最大級の輸送トレーラ、73式特大型トレーラーをもってしても運搬できず(砲塔と車体を別々にすれば積載できる)、専用に特大型運搬車を開発せねばならなかったなど、重量がかさむことでいろいろな問題を引き起こしていた。まさに10式戦車の開発する上で軽量化は至上命題であり、開発陣は見事その要求をクリアしたのである。




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では模型を見ていこう。さすが王道タミヤらしく仕上がりは素晴らしい。部品点数も少なめで、「戦車ってこんなパーツで組みあがるっけ?」と思うが、説明書通りに組んでいくとキッチリ形になるのは部品の分割の妙だろう。手順的にも簡単で、歪みもなく手間なしで組みあがる。全部組んでしまってもいいが、砲塔のスモークディスチャージャーと車体の前照灯は塗装を済ませてから組み上げたほうが後がラクだ。

言うまでもないが、砲塔は回転が可能で、砲身は上下が可能。



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12.7mm重機関銃M2はタミヤ90式戦車付属のものとは違う設計で、パーティングラインが気にならないように組めるのが良い。弾薬箱は搭載しない状態で再現される。2009年制式採用の戦車に1933年米軍正式採用の機関銃が搭載されるというのが、なんと言ってみようもない難しい感覚だ。



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車長用ハッチの後部に設置されるのが車長用視察照準装置だ。ビデオカメラを内蔵しており、内部からの操作でカメラが360度回転し、モニターに状況が映される仕組みだ。本モデルでもポリキャップを仕込むことで回転が可能。



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スモークディスチャージャーはこのように砲塔内部に隠される。色の指定はなく、真上から撮影した資料もなかったためとりあえず陸自OD色で塗っておいた。10式戦車は全体的に直線基調であり、ステルス化が図られていると推定されるが、スモークディスチャージャーを砲塔内に設置したのもおそらくそのような効果を狙ってのものだろう。車外に余計な突起物などが無く、スコップ、ツルハシなどは車体後部上に設置されているが、陸自戦車ではお馴染みの雑具箱、予備履帯などが無い点もやはり車体投影面積を極力低減させたいとのことなのだろう。車体側面のスカート部に追加されたゴム製スカートもステルス効果を狙っての装備だと言われる。


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砲手用潜望鏡には10式よりヒサシが設けられた。90式でも戦競などで部隊自作のヒサシが追加されるケースが多々あり、照準時に側面から光が差し込まないよう配慮されている。砲手はこの潜望鏡より目標を照準し、タッチパネル式の画面で射撃すると言われている。ちなみにこの10式戦車では直進時の走行間射撃はもちろん後進時、そして旋回中にも走行間射撃が可能だ。これが出来るのは世界でも10式戦車だけであり、前述のアクティブサスペンションと、射撃統制装置、砲安定装置などの技術の賜物である。



このようにタミヤの技術の粋を集めて開発された本モデルは、初心者にもおススメのキットだ。前照灯のメッシュの加工がやや面倒なのと、履帯がやたら長いのが欠点だ。履帯の長さに関しては左右ともブロック3コマ分切り取るとちょうどよくシャキッとするのでそのように加工するのが良い。アンテナには別売のアドラーズネスト製10式戦車用アンテナSetを使用した。実車のアンテナの雰囲気が出るが、すぐに曲がってしまうので扱いにはそれなりに注意が必要だ。




by gramman | 2014-08-21 23:35 | 模型 | Trackback | Comments(0)

モノクローム・陸上自衛隊96式装輪装甲車A型/B型 2in1

96式装輪装甲車は、陸上自衛隊が60式装甲車、73式装甲車の後継車両として1996年に制式化された装輪装甲車だ。陸上自衛隊で初めて制式採用された装輪装甲兵員輸送車でもあり、もちろん8輪式の装甲車両としても陸自初だ。2013年度までで357両が調達されており、北部方面隊の機械化師団や中央即応集団、富士学校等教育部隊のほか、主に師団・旅団隷下の機甲科部隊および施設科部隊などに配備されている。部隊内での呼称は「WAPC」「96」「96WAPC」など。お馴染みの公募愛称は「クーガー」だが、やはり浸透はしていない。

本車は8輪のコンバットタイヤを装備し、パンクなどで空気が全て抜けてもある程度は走行を継続できる。また、CTIS(中央タイヤ圧システム)と呼ばれる空気圧調整装置により、状況に応じて空気圧を変更することが可能。通常第3軸と第4軸が駆動するが、全軸駆動に切り替えることもできる。ステアリングは前方の第1軸と第2軸で行う。乗員配置は前方から右側に操縦士席(左側はエンジン)、その後方にキューポラをそなえた銃手席、その左側には分隊長兼車長席があり、その後方に左右それぞれ6名、合計12名分のベンチシートが向かい合わせに並ぶ後部乗員席がある。エンジンは三菱ふそうトラック・バスのザ・グレート、スーパーグレートなどと同じ6D40 4サイクルディーゼルエンジンで、トランスミッションと一体化されたパワーパックとなっているため整備が必要になったときの交換が容易で、メンテナンス性が高い。

96式40mm自動てき弾銃を装備する「A型」と12.7mm重機関銃M2を装備する「B型」の2種類が存在し、比率はA型とB型が10対1と言われる。武装の取り付け基部はA型もB型も別々の新規設計であるため、両車に武装の互換性は無い。ちなみに普通科に配備されるものはA型がほとんどで、その他の施設科等に配備されるものはB型が多い。



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本モデルはそんな96WAPCを立体化。モノクロームのキットはあまり組んだことはないが、やたらと細かな再現の多いキットだった。最たるものが脚周りで、前部はダブルウィッシュボーン式なのでアッパーアームとロワアームが別々のパーツで、ショックアブソーバまでも別パーツで再現される。密度が高くて結構なのだが、接着のガイドも緩く、8輪もあるとすべてを接地させるのに気を遣うので注意。

その他は手際よく地道に進めていくと形になっていく。はじめのうちは先が見えないくらい細かい作業が多いが、全体のプロポーションは良いので気をしっかり持って的確に作業を進めていくときっと報われる。プラの素材自体は柔らかすぎず硬すぎず適度な感じなのでサクサク切れる。

エッチングパーツは1枚付属。フロントライトガードと、操縦席ハッチの取付基部のモールド表現など必要最小限にとどまる。車体に取り付けられるワイヤーは、プラパーツから手持ちの0.8mmワイヤーに置き換えた。

キットでは公道走行時用の操縦士席及び分隊長席用のガラス窓風防が装着された状態でモデル化されていたが、どうしても取りつけたくなかったので、ガラス窓風防を取っ払い、操縦席ハッチを閉じた状態で再現した。厳密に言えば操縦席ハッチ周囲の一段盛り上がった部分は本来無いので削り取るのが正解だが、加工が面倒だったので断念した。ハッチを閉じた状態にするにはそれなりに工作が必要となる。

塗装は例によってタミヤのアクリルカラーを筆塗り。陸自車両の特徴として迷彩に決まったパターンはないので好き勝手に塗っていく。筆塗りなので一度に全部塗ってしまおうとせず、2度か3度に分けて重ね塗りをしていくとキッチリ塗れる。



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キットはA型とB型の選択式だったので駐屯地祭等でよく見かけるB型をチョイス。前述したように、A型とはキューポラの構造から全く違うことが分かったのは勉強になった。



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所属は第1機甲教育隊第2中隊の車両を選択。ナンバープレートは「25-4237」を選択したが、本来は教育支援施設隊の所属車のナンバーであることに貼ってから気が付いたが遅かった。



ストレスなく組めたが、とにかく部品数の多かったキットだ。タミヤなどは省略できるところは省略し、それでもなおリアルに見せる手法が上手いが、モノクロームは徹底して細部の表現にこだわった印象だ。1/35としては唯一の96式装輪装甲車のプラキットで、他メーカーのキットの選択の余地は無いが、無事に組みあがったときは苦労が報われる、良キットだ。
by gramman | 2014-07-29 21:22 | 模型 | Trackback | Comments(0)